平成29年度評価委員会(計量標準総合センター)評価報告書
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「過渡吸収分光法による次世代有機EL材料の評価」(⽬的基礎)•先端的な分光分析法開発:特に過渡吸収分光計測技術よる波長・強度・時間情報取得を高度化•高度化した分光分析法応用:特に、室温熱を吸収して100%発光を示す次世代有機E用発光材料-熱活性化遅延蛍光(ADF)材料-における発光メカニズム解明研究目的53平成29年度成果•サブピコ秒からミリ秒に渡る過渡吸収分光測定を実現•ADFに必要な真発光メカニズム(励起一重項状態と励起三重項状態異なる励起種間エネルギーに依存してADF発現)解明と、これに基づく新しい分子設計提案高効率TADF材料分子構。電子アクセプター(A)を電子ドナー(D)で挟み込むことで、共鳴効果に基づくTADFが放出。と共同成果励起レーザ試料励起状態吸収検出光遅延時間過渡吸収模式図波長による励起種同定•サブピコ秒からミリ秒12桁秒に渡るシームレスな過渡吸収分光測定を実現•これを用いたADF材料詳細な励起状態ダイナミクスを計測・解析(異種励起種(三重項状態二つ励起種) とそエネルギー差相関を解明)成果リスト論文発表:IF付国際誌2報、受賞1件、プレスリリース1件[1] T. Hosokaiet al., Science Advances3(2017) e1603282(1-9). [2] H. Nakanotaniet al., Adv. Opt. Mater. 5(2017) 1700051(1-5).技術開発の要点54「過渡吸収分光法による次世代有機EL材料の評価」•基礎科学志向時間分解分光法実用材料開発支援へ有効性を実証•発光性励起種解明に基づき、高効率化を実現するADF材料分子設計指針を提案して、ディスプレイや照明等次世代デバイス低コストで実用化を先導アウトカム従来、室温エネルギーによる励起で説明つかない事例が多数あった!- 49 -

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