平成27年度研究評価委員会(情報・人間工学領域)評価報告書
18/92

-14- これらの指導助言は将来の共同研究へ繋げる「橋渡し」の前段階と位置付ける。 2)はロボットイノベーション研究センターを中心にロボット技術に関する技術コンサルティングを実施した。3)は契約の前段階として企業の事業企画部署や経営層にアプローチを行い新たな価値を生み出すための課題抽出を有償で行う取組みについての提案を行った。平成27年度の実施は1件4.8百万円であるが、平成28年度には件数の増加が見込める。当該企業との来年度の共同研究につながることが見込まれている。 (2)マーケティング力の強化についての実績 【1.(5)】マーケティング力の強化についての実績 【事前評価の評点】:B <根拠> ・マーケティングの取組状況(モニタリング指標) 民間資金獲得額の目標を達成するためにはマーケティング力の強化を行い、顕在化した民間ニーズと保有技術シーズのマッチング以外の「橋渡し」方法論の確立を試みる。平成27年度は下記の3項目を実施した。 1) 共創コンサルティングによる企業の潜在的ニーズの発掘 2) 産学連携体制の整備 3) アウトリーチ活動の大型化 1)の共創コンサルティングとは「企業のニーズに対する独自診断を鵜呑みにするのではなく、背景にある技術や経営の問題点を共に探り、合意を形成しながら大型化し、共に価値を創造する」ことを目的とする。このプロセスを経ることで企業価値の向上につながる共同研究の設定が可能となり、技術により未来の価値を創造する意欲ある顧客企業の発掘を行う。 2)の産学連携体制の整備として研究戦略部に連携のための領域の橋渡し戦略推進拠点を設置し、領域・研究ユニット間に跨がる連携課題に対するフロント業務を集約した。領域ICを4名、連携主幹7名、知財を担当するパテントオフィサー (PO) 1名を配置した。共創コンサルティングの実践に加えて、ICおよび連携主幹の指導や能力向上のための勉強会を実施し、能力開発、情報共有した。 3)のアウトリーチ活動として、展示会への出展、領域シンポジウムの開催、コンソーシアムの設置・運営、プレス発表を実施した。領域シンポジウムを4回開催した(内1回は予定)。 1. 人工知能技術シンポジウム(人工知能研究センター)9/30(水) 2. 産総研ロボットフォーラムin国際ロボット展(知能システム研究部門、ロボットイノベーション研究センター)12/2(水) 3. 人間情報シンポジウム(人間情報研究部門)12/15(火) 4. IoTセキュリティシンポジウム(情報技術研究部門)3/7(月) また関連が深い5つの展示会に領域として出展を行った。 1. CEATEC JAPAN 2015 10/4-7 2. 第42回 国際介護機器展 H.C.R.2015 10/7-9 3. SC15(米国) 11/16-19 4. 2015 国際ロボット展 12/2-5 5. G空間EXPO展示11/26-28 (3)大学や他の研究機関との連携強化 【1.(6)】大学や他の研究機関との連携強化

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です