平成27年度研究評価委員会(情報・人間工学領域)評価報告書
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-12- 【民間からの資金獲得額の目標値と実績値】 目標値:730百万円 実績値:480百万円(2015.12現在) 見込み:600百万円 【具体的な研究成果】 ●研究課題5『ドライバ状態評価技術の開発』 自動運転の普及や高齢者の運転支援への応用を念頭に置いて、26件(2015年末時点)の民間企業との意見交換の結果、特にニーズの高かったドライバの認知・生理状態および行動特性の定量的な評価方法の研究開発を行い、以下の研究成果を得た。 (5-1) ドライビングシミュレータと実車で得られた運転行動データから、高齢ドライバの状況適応能力の定量化技術の研究開発を行った。 (5-2) 脳波等の脳活動や心拍数・血圧などの生理指標に基づいて、自動運転時のドライバ状態を定量的に計測する技術の研究開発を行った。 ・ 特許4件を出願するとともに、IF付国際誌論文11件(印刷中含む)を発表 ・ 企業10社と20件(年度内開始見込みを含む)の共同研究を実施 ・ 企業からの資金提供額 99百万円(実施中)、25百万円(2016/1/7時点での見込み) (目標額 93百万円;見込み額を含む今年度研究職員一人あたりの資金提供額 9百万円/人) ●研究課題6『生活支援ロボット等の効果安全基準策定評価事業』 生活支援ロボットの安全検証技術の成果に基づいて、ロボット介護機器の安全基準・効果性能基準の策定評価を行うとともに、民間企業のロボット介護機器の開発支援を実施し、以下の研究成果を得た。 (6-1) 筋骨格シミュレーションによる機器の評価技術、介護者・高齢者の模擬ロボット、 高精度マーカーを用いた簡易動作計測装置、本質安全設計支援ツール等の研究開発を行った。 ・ 産総研で開発したヒューマンモデルDhaibaに筋骨格モデルを統合し、開発中のロボット介護機器実製品の軌道をパラメータとして人体姿勢・静力学的な評価指標を計算することで、製品の最適軌道を人体シミュレーションソフト上で推定 ・ 民間企業28社(中小企業13社)の開発を支援 (6-2) ロボット安全認証に関する技術コンサルティング、屋外自律走行ロボットにおける安全認証、3次元空間情報の安価な構築手法等を民間資金により研究開発を行った。 (6-3) ロボット介護機器の効果安全評価の支援により高齢者見守りシステムや歩行支援機器の製品化を実現、人間共存型産業用のロボット技術をひろしま生産技術の会等へ橋渡し、インフラ維持管理用ロボット技術の民間企業との共同開発等を実施し、以下に示す民間企業の製品化を支援(日付は生活支援ロボット安全規格 ISO 13482認証取得日)した。 ・ ロボットアシストウォーカーRT-1(RTワークス、2015年7月14日) ・ HONDA歩行アシスト(本田技研、2015年7月21日) ・ 認知症見守りシステムNeos+Care(NKワークス、2015年10月6日)

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