平成27年度研究評価委員会(情報・人間工学領域)評価報告書
14/92

-10- (3-3) 「次世代人工知能基盤技術の研究開発」では、人工知能技術の有効性や信頼性の定量的な評価・検証に必要となる標準的問題設定や標準的ベンチマークデータセットの構築に取組んでいる。 以上の3つの項目の研究開発を、産学官の英知を結集して実施している。 ●研究課題4『災害対応・インフラ維持管理ロボット技術』 (4-1) NEDO「環境・医療分野の国際研究開発・実証プロジェクト」を受託し、災害発生時に人に代わって移動・作業が行えるヒューマノイドタイプの災害対応ロボットの研究開発を進めている。 ・ 民間企業等とともに災害対応ヒューマノイドHRP-2改を開発し、DRC Finals及び国際ロボット展にて実証 ・ 災害対応ロボット設計、ソフト開発、操縦訓練に利用可能な災害対応ロボットシミュレータを開発し、JAEA楢葉遠隔技術開発センターに導入され、福島第一原発廃炉に活用 (4-2) NEDO「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト」を受託し、インフラ維持管理ロボット技術の研究開発を進めている。 ・ トンネル崩落、火山災害等を対象とした不整地踏破アーム付災害調査ロボットやマルチコプタによる電磁センサー探査や地滑り検知ノードを開発[*] ・ 橋梁上から有線給電マルチコプタを吊下げ、床版等の高精細画像を撮像する橋梁点検支援システムを開発[*] ・ ダム堤体や河川護岸等の点検用水中調査用ロボットを開発し、係留装置等により流水下での位置制御を実現[*] ・ 高速道路等のコンクリート構造物のカメラ画像から、汚れや水濡れに頑健なひび割れ自動検出技術を開発 なお、上記の[*]に関しては、来年度から民間資金提供による「橋渡し」研究後期への移行を予定している。 【知的財産創出の質的量的状況】 目標値:170 実績値:145(2015.12現在) 【戦略的な知的財産マネジメントの取り組み状況】 知的財産を協調領域と競争領域とに明確に区別し、協調領域における知的財産を産総研が集約・管理し、全ての企業が使えるようにすることで、企業間競争が阻害されず、競争領域における企業の技術力底上げをはかっている。 【公的資金獲得額】(参考) 目標値:1,500百万円(2015.4ユニット申告目標値の合計) 実績値:1,776百万円(2015.12.17現在) 【国際標準化】(参考) ・ 平成27発行段階の国際標準:3件(ISO 9241-391“光感受性”、ISO 9241-392“3D生体安全性”、ISO 19029”音案内” ) ・ 平成27審議中の国際標準:4件(ISO/FDIS 24505“色の組合せ”、ISO/WD 18088“触知図

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です