産総研レポート 2015
61/66

59環境報告組織統治研究開発の推進労働慣行公正な事業慣行社会との共生人 権環境報告環境コンプライアンス 産総研における大気汚染物質の排出源は主に空調用の冷熱源用のボイラーです。硫黄酸化物(SOx)の発生を抑制するため燃料は主に都市ガス、灯油を使用しています。 2014年度は、九州センターにおいて空調用ボイラーを廃止しため、SOxの排出量が大幅に減少しました。 産総研では、実験室の4次洗浄水以降の廃水を研究廃水として廃水処理施設に集めて、pH調整、凝集沈殿、ろ過、活性炭吸着などの処理を行い、各自治体の排水基準に合わせてから公共下水道に排出しています。●地下水のモニタリング状況について 関西センターでは、2012年4月に行った敷地内の地下水調査で、地下水の基準を超過するヒ素が検出されました。所轄する池田市の指導の下、7カ所の地下水観測井において定期的に水質測定を行っております。2014年度に実施した測定では、2カ所の観測井から基準を超過するヒ素およびその化合物(基準値0.01mg/Lに対し、最高値0.017mg/L)、並びにホウ素およびその化合物(基準値1mg/Lに対し、最高値1.2mg/L)が検出されました。今後も監視を継続していきます。 また、中部センターでは、2012年6月に行った敷地内の土壌調査で、基準を超過するフッ素およびその 私たちは、法令などの遵守をはじめ、社会的規範、研究者行動規範、所内規程などを遵守することにより、研究所のコンプライアンスを推進し、産総研が掲げる憲章「社会の中で、社会のために」の実現を目指します。 環境保全に関しては、地球環境を保全し持続的発展可能な社会の実現に貢献するため次の行動を推進します。1.‌�国際的な環境規制、国や自治体の環境関連法令等を遵守し、公害防止、自然環境の保全に努めます。2.‌�地球環境の保全と人類の安全に資する研究を推進し、エネルギー効率の向上、省資源、再資源化などに積極的に取り組みます。0.005.0010.0015.00t2.240.305.845.283.301.320.356.9511.491.850.3713.719.011.310.2910.612014年度2013201220112010NOxSOxばいじん0.640.244.413.53大気環境負荷の推移化合物が検出されました。所轄する名古屋市の指導の下、汚染拡散防止対策として、地下水の観測井を1カ所設置し、年1回の水質測定を行っております。2014年度に実施した水質測定では、特段問題はありませんでしたが、今後も監視を継続していきます。●水質保全への取り組みについて 2014年度は、改正水質汚濁防止法への対応として、有害物質を含んだ水の漏洩防止のため、屋上排ガス洗浄設備および排ガス洗浄設備の廃液貯留槽に防液堤を設置しました。また、生活排水の水質向上のため、食堂厨房の排出水に含まれる油分を回収する装置を新たに設置しました。 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証大気汚染防止 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証水質汚濁防止グリーストラップに接続した油分回収装置排ガス洗浄設備の廃液貯留槽に設置した防液堤

元のページ  ../index.html#61

このブックを見る