産総研レポート 2015
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47環境報告組織統治研究開発の推進労働慣行公正な事業慣行社会との共生人 権環境報告 CNTは、新規材料ゆえにその安全性の評価や適切な管理が求められます。そこで、安全科学研究部門では、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業の下、CNTの吸入による影響に焦点を当て、CNTへの暴露の状況を把握するために、飛散したCNTを計測する技術の開発や、CNTを取り扱う現場の環境調査、飛散の程度や可能性を評価する模擬排出試験を行っています。 また、CNTの有害性を評価するために、試験動物へCNTを吸入暴露させる「吸入暴露試験」、液中に分散させたCNTを注射器などにより試験動物の気管内に直接投与する「気管内投与試験」、さらに動物を使わない「培養細胞試験」を効率的に組み合わせた評価を行っています。それらの成果をもとに、「計測の手引き」、「排出暴露評価書」、「リスク評価書」、「試験手順書」などを作成・公開し、情報提供や技術相談を通して、事業者などの自主安全管理を支援しています。 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証カーボンナノチューブ(CNT)の暴露評価・有害性評価技術の開発暴露評価フレームワーク有害性試験フレームワーク

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