産総研レポート 2015
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43人権組織統治研究開発の推進労働慣行公正な事業慣行社会との共生人 権環境報告 創造性豊かな研究活動と活気ある職場を築くためには多様な人材の活用、すなわちダイバーシティが不可欠です。産総研では、職員の多様な属性(性別、年齢、国籍など)がもたらす価値や発想を活かす職場環境の実現を目指し、ダイバーシティの推進として6つのアクションプラン「1.多様性活用(ダイバーシティ)意識の啓発・浸透 2.女性研究者および外国人研究者の積極的な採用・活用 3.キャリア形成支援における共同参画のための方策 4.仕事と生活の調和のための支援 5.国、自治体および他の研究教育機関等との連携 6.ダイバーシティの総合推進」を定め、さまざまな施策を立案し、実行しています。 産総研は、第3期中期目標期間内(2010~2014年度)の女性研究職員採用比率15%以上を目標として、応募者を増やすために、就職説明会や就職情報誌などを活用して求人活動を行い、優秀な人材の発掘と積極的な採用に努めてきました。その結果、2010~2014年度採用累計の女性比率は16.7%(2015年3月末日)となりました。また、女性管理職比率は2014年4月時点で2.8%となっており、2015年度末までに5%を目指して取り組んでいるところです。 2014年10月には、研究・技術計画学会第29回年次学術大会にて「産総研のワーク・ライフ・バランス支援-第3期を振り返って-」について、現状の取り組みや支援、課題について発表しました。 ダイバーシティ意識の啓発および浸透のために、職員向けにセミナーや研修も積極的に実施しています。2015年2月10日には産総研つくばセンターで、糖鎖創薬技術研究センター長を講師に、「ロールモデルとの懇談会~福田道子研究センター長、米国における経験を踏まえて~」を開催しました。招待懇談者として各分野の女性研究者などが参加し、講師講演の後、招待懇談者の質問に講師が経験を交え答えるという(車座)形式で行われました。 また、2015年3月号の「産総研 TODAY」では、特集記事として『産総研のダイバーシティ推進』の取り組みを紹介しました。 国内研究教育機関との連携を深めダイバーシティのより強力な推進を図るため、ダイバーシティ・サポート・オフィス(DSO)の事務局として、情報交換会開催、ニュースレターの発行などを行っています。2014年度には、イコールパートナーシップに基づく新たなネットワーク組織となり、新体制の会長機関を務めています。女性研究者採用比率の中期目標期間ごとの推移(2015年3月末現在)0%5%10%15%20%第2期2005~2009年度第1期2001~2004年度第3期2010~2014年度 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証ダイバーシティ推進の啓発と活動ダイバーシティの推進 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証外国人研究者支援 産総研で働く外国人研究者のための職場環境整備として、「避難経路図」、外国人研究者に対する「雇用契約書」の英訳を整備しています。採用事務に関連する「産総研規程類」、「安全運転講習会資料」および「コンプライアンスに関するセルフチェックリスト」の英訳改訂を行いました。 優秀な外国人研究者の活躍支援を目指して、また、マネージメント業務における言語面の負担軽減のため、支援を希望する外国人研究グループ長およびチーム長に対し、サポートのための事務職員を、2014年度から試行配置しています。この支援は、当該外国人研究グループ長、およびその在籍の研究ユニット関係者などからも評価されています。

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