産総研レポート 2015
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42人権組織統治研究開発の推進労働慣行公正な事業慣行社会との共生人 権環境報告 ハラスメントは、受けた人の尊厳を傷つけ、精神的に苦痛を与え、不利益を与えたりします。また、意図せずハラスメントを行ってしまった人が指摘を受け、心の健康を損ねてしまうこともあります。ハラスメントの存在は職場環境を悪化させ、働く意欲を低下させ、ひいては研究成果にも悪影響を及ぼしかねません。ハラスメントのない職場を目指して、産総研は所内規程の整備や研修の実施を行っています。ハラスメント防止策◦�ハラスメント(セクシュアル・ハラスメントを除く)と、セクシュアル・ハラスメントへの対応についての所内規程を整備し、ハラスメント防止のための手続きなどを明確化しています。◦�職員や管理者、事業所に設置している相談員を対象にした研修を行い、ハラスメントの防止や、ハラスメント相談対応について学んでいます。相談体制 ハラスメントに関連して一人で悩むことがないように、各事業所にハラスメント相談員とセクシュアル・ハラスメント相談員(半数は女性)を設置し、相談、調査、斡旋などを行っています。また職務ラインや相談員での対応で解決しない場合は、上部委員会が審査し必要な措置を提言し、適切な対応を図っています。 さらに、より相談しやすい環境を作ること、またプライバシー保護の観点から、産業医や外部機関へのメール、電話相談を行っています。2014年度に実施したハラスメントに関する研修相談相談ヒアリング・助言ヒアリング・助言報告指示確定必要に応じてヒアリング必要に応じてヒアリング必要に応じてヒアリング相談指導・助言連携相談者相談員(複数)監督者(上司)弁護士専門医外部の識者勤労室加害者管理監(地域においてはセンター所長)加害者とされる職員第三者必要に応じてヒアリング上部委員会●�相談者には、当事者(被害者又は加害者とされる職員)でない者も含まれます。●�相談は、面談、電話、電子メール、書面(手紙)、ファクシミリのいずれも可能です。●�相談を申し出たことにより、いかなる不利益も受けません。●�相談内容については、プライバシーの保護に十分配慮するとともに、知り得た秘密は厳守します。相談フロー図 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証ハラスメントの防止研修名対象目的受講者数2014年度新規採用職員研修新たに産総研職員となった者業務遂行上必要な心得、基礎知識、基本スキルを習得するための研修の一環として、ハラスメントについて基礎・防止策等についての知識を習得します。94e-ラーニング研修職員、契約職員産総研の組織倫理・ルールに対する基礎知識習得の一環として、ハラスメントについて基礎・防止策等についての知識を習得します。5,388外国人職員等基礎研修日本語を理解出来ない外国人職員、契約職員契約職員基礎研修の内容を英語で実施しています。43若手研究員研究展開スキル研修任期付若手研究員(入所5年目)試験採用若手研究員(入所8年目)若手研究員から中堅研究員に移行する時期の研究者が、研究を推進・展開できるスキルを習得する研修の一環として、ハラスメントについて基礎・防止策等の知識を習得し、産総研で働く全ての人達との接し方や注意点について理解を深めます。57グループ長等研修新規にグループ長等になった者。(グループ長等で本研修未受講者を含む)新規にグループ長等になった者が、マネジメントの基礎知識と基本スキルを習得するための研修の一環として、ハラスメントについて基礎・防止策等の知識を習得します。42室長・室長代理研修新規に室長、室長代理、総括企画主幹等になった者。(室長等で本研修未受講者を含む)新規に室長等になった者が、マネジメントの基礎知識と基本スキルを習得するための研修の一環として、ハラスメントについて基礎・防止策等の知識を習得します。28ハラスメン相談員およびセクシュアル・ハラスメント相談員研修ハラスメン相談員およびセクシュアル・ハラスメント相談員講義やロールプレイを活用し、ハラスメント防止に関する知識や相談員としての面談技術などのスキルを身につけます。37人権尊重の取り組み

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