産総研レポート 2015
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08組織統治研究開発の推進労働慣行公正な事業慣行社会との共生人 権環境報告組織統治 研究実施体制の見直しにあたっては、産総研のもつ技術的強み(コアコンピタンス)を伸ばし、その技術をより多くの産業界が実用化に向け利活用できるようにわかりやすく集合化するため、以下の7つの領域(5領域・2総合センター)に再編しました。情報と人間工学、材料と化学、そしてエレクトロニクスと製造をそれぞれあわせて新たな領域とし、産総研がもつ総合力を充分に発揮していくことで、持続可能な社会の構築に向けた取り組みを強化していきます。 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証研究実施体制の見直しと7つの領域産総研とは 産総研は、持続可能な社会の構築に向けて、地球温暖化や少子高齢化を始めとした21世紀型課題の解決に取り組んでいます。課題解決のためには、再生可能エネルギーや省エネルギー技術を柱とするグリーン・イノベーションと、バイオテクノロジーや介護ロボットの開発、創薬技術を柱とするライフ・イノ 本年度は、新たに始まる産総研の第4期中長期目標期間の初年度です。第4期の事業を開始するあたり、目指すべき研究所として掲げた研究所像「社会ニーズ、産業ニーズを踏まえた世界最高水準の研究とその成果の“橋渡し”により、イノベーションの中心となって持続可能な社会の実現に貢献し、社会から信頼される研究所」に沿って、以下の基本方針に基づいて第4期の事業に取り組みます。●�社会ニーズ、産業ニーズを踏まえた 戦略的な課題設定 技術マーケティング活動により、社会ニーズ、産業ニーズを的確にとらえ、戦略的に研究課題を設定し、そのための研究実施体制を機動的に編成、構築します。●�地域イノベーションの推進 地域センターでは、地域の産業集積などの特徴を踏まえて重点化研究テーマ(看板)を設定し、最高水準の研究開発を行うとともに、公設試などと連携して地域の中小・中堅企業のニーズを把握して、オール産総研による技術の「橋渡し」を行い、地域産業の発展に貢献します。ベーションの推進が必要不可欠です。そこで私たちは、産総研が注力すべき研究として、「豊かで環境に優しい社会を実現するグリーン・テクノロジー」と「健康で安全な生活を実現するライフ・テクノロジー」を二つのテーマとして掲げ、研究開発を進めてきました。●�国民から強い信頼を寄せられる研究組織へ 企業や社会からの信頼を得る研究活動を持続的に推進し、併せて研究成果の信頼性や業務の透明性を確保するため、安全管理・業務管理体制を強化して、リスク要因の把握と問題発生の未然防止を図り、業務遂行におけるガバナンスの向上を図ります。●�国内外の英知を結集したオープンイノベーションの牽引 国内外の大学や地域の公設試、および企業などの多様かつ優れた技術シーズや人材を産総研内に積極的に取り込み、産総研の研究ポテンシャルを高め、わが国のイノベーションシステムの中心(ハブ)となります。●�イノベーションを創出する人材の育成と継承 あらゆる職種・年代の人材が活躍できる人事制度と、組織への貢献を適正に評価する仕組みの導入を通じ、イノベーションを創出する人材を育成、継承します。産総研の第4期の研究開発 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証はじめに 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証第4期の基本方針

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