2013
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環境報告59環境報告 ■ 2012年度に発生した事故の報告●関西センターにおける火災事故について 2012年6月18日に、関西センター電池実験棟(3階建)の2階部分が全焼する火災事故が発生いたしました。近隣にお住まいの方には一時避難を余儀なくされる事態に至り、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。 消防署、警察署、鑑識課、科捜研および労基署の現場検証が行われましたが、出火原因は特定できませんでした。 所内に設置した事故調査委員会におきまして、原因の推定などの調査を行いましたが出火原因は特定できなかったものの、初期消火の遅れや緊急時の指揮命令系統の整備不足などにより、重大事故に至る規模の火災に至ったことが明らかとなりました。そのため、再発防止策として、消防訓練の強化に加え、危険物の減量化および危険物の適正管理の徹底並びに防火・防災マニュアルの見直しなどを行いました。●�四国センターにおける遺伝子組換え生物等の不適切な取扱い等について 2012年10月26日に、四国センターにおいて、遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律に定める拡散防止措置をとるべき遺伝子組換え体(バキュロウィルス)を含む可能性のある実験器具の洗浄液および実験器具の一部を、不活化処理を行わないまま廃棄していたことが判明いたしました。直ちに文部科学省に報告を行うとともに、所内の一斉点検を実施いたしました。なお、この事例においては、人の健康や環境への影響はありませんが、再発防止のための措置を徹底するよう文部科学省から厳重注意を受けております。 そのため所内に調査委員会を設置し、原因を究明するとともに再発防止策の策定を行い、再発防止策として、所内全職員への注意喚起および不活化処理の周知徹底を行うとともに、マニュアル類の見直し改正を行い、職員などへの再教育を実施しました。●�つくば中央第三事業所における研究成果物の所外頒布にあたっての手続き漏れについて 2013年2月27日に、つくば中央第三事業所において、毒物及び劇物取締法に基づく製造業の取扱品目の追加登録をせずに、劇物に該当する「しゅう酸ナトリウム」を標準物質として製造、販売していたことが判明いたしました。直ちにつくば保健所に報告を行うとともに、販売した標準物質の自主回収を行い、また、毒物劇物の管理について一斉点検を実施するとともに、所内に調査委員会を設置し、原因究明および再発防止策の策定を行いました。 2013年4月30日に茨城県知事およびつくば保健所長に再発防止策などについての報告書を提出していますが、再発防止策として、所内全職員への毒物および劇物の管理についての注意喚起および周知徹底を行うとともに、所内規程およびマニュアル類の改正を行い手続き漏れが起こらないように見直しを実施しました。合わせて、職員などへの再教育および改正手続きの周知徹底を実施しました。 そのほか、2012年度は、近隣にお住まいの方から騒音の問合せ(苦情)が3件ありました。騒音の原因である休日工事の制限や騒音対策設備改修、夜間の設備運転停止など対応いたしました。

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