2013
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人権43人権 ■ AISTインターナショナルセンター(AIC) AISTインターナショナルセンターはつくばセンターにあり、産総研に勤務および滞在する外国人研究者とその受入研究者の支援を目的としています。●生活相談:2012年度の相談件数は270件で、その内141件が入管手続きに関することでした。そのほか、住居、医療機関などの情報提供を通じて生活上の支援を行いました。●入管申請取次:外国人からの申込を受けて、申請取次者の資格を取得したスタッフが、定期的に東京入国管理局水戸出張所に出向き在留期間更新などの申請書を提出しており、きめ細かなサポートが多忙な外国人研究者の支持を得ています。(2012年度取次件数:40件)●ハンドブック:2012年7月に外国人登録制度が廃止され、新しい在留管理制度がスタートしたことにより、地方入国管理局や市区役所での手続きが大幅に変わりました。新しい在留管理制度に対応するため、これまでの外国人研究者向けハンドブックを全面的に改訂し、名称も新たに「Handbook for Living in Japan」(英和対訳)として2013年3月に発行しました。●日本語講習:つくばセンターに滞在する外国人研究者を対象に、専門講師による日本語講習3コースを年2回(前期、後期)開催しています。2012年度は延べ46名の方が熱心に受講され、日本での生活などに役立つと好評を得ています。日本語講習外国人研究者コラム 私を含め、多くの外国人研究者は、本国との行き来が頻繁となるため、ワーク・ライフ・バランスのための休暇取得をとても重要と考えています。日本の政府目標では、2020年に年次有給休暇の取得率を70%に定めているようですが、産総研でも年次有給休暇取得キャンペーンを行って職員への浸透を図っていることはよいことだと思います。 日本国外にいる家族に会うために長時間の移動が要求される帰国旅程に有効に使うことができますし、たいへん有り難い制度です。有給休暇以外にも夏季休暇、忌引休暇などの様々な特別休暇制度が整備されており、私自身が実際に緊急の用務の際に使用することができ、満足に思っています。 また、AICが提供する生活情報と日本を理解するための情報が有り難かったです。日本語講習や生け花などの体験イベントも日本習慣になじみの薄い外国人研究者に大きな助けになると考えています。さらに在留手続きの取り次ぎをしてもらってたいへん助かりました。 外国人研究者支援 世界から広く優秀な外国籍の人材を採用するために、担当者と海外の応募者がネットワークを介して初期の面接審査が行えるようになりました。 日本語の理解に困難のある職員の災害対策として、地震・火災等の緊急事態に対処できるよう、英語による緊急放送を整備しました。また、産総研のミッション・トピックス、コンプライアンス、服務と規律、安全管理、研究者行動規範などの基礎的知識を理解・習得することを目的とする英語版e-ラーニング研修を開始しました。引き続き手続き案内・業務マニュアルなどの英語化を順次進めています。 研究に役立つ情報交換のための、インターナショナルフォーラムを毎年開催しています。

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