2013
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オープンイノベーション25オープンイノベーション ■ 国際標準化の推進 海外研究機関との連携と企業の海外展開の支援 産総研では、研究開発成果を活かして標準化活動に取り組んでいます。2012年には、燃料用ジメチルエーテルの品質など、国内・国際計34件の標準提案を行いました。迅速な国際標準化提案を図ることを目的として経済産業省が新たに創設した「トップスタンダード制度」に基づいてISO(国際標準化機構)に新しい専門委員会が設立されたファインバブル(微細気泡)に関する標準化や、同制度を活用して議論が進められている樹脂と金属の異種材料複合体の特性評価試験方法の標準化にも協力しています。 また、標準化や認証の重要性と課題を企業や行政等の関係者と共有し、取り組みの強化を図ることを目指して、2011年から毎年国際標準推進戦略シンポジウムを開催しています。 産総研は世界の35研究機関などと包括研究協力覚書を締結し、組織的な人材交流や、国際的な研究協力を推進しています。さらに、これらのネットワークを活かして、日本企業の海外展開の支援も行っています。特に、成長著しいアジア諸国においては、産総研と各国の公的研究機関との研究連携に日本企業が参加する形で、共同研究を実施してきました。 2012年10月には、産総研とタイの公的研究機関および在タイ日系企業の間の交流促進と、今後の新たな研究連携の探索を目的として、「産総研イノベーションワークショップinタイ」をバンコクで開催しました。これは産総研初の海外単独主催のワークショップで、200名を超える参加がありました。産総国際標準推進戦略シンポジウム(2013年7月3日)産総研イノベーションワークショップinタイ(2012年10月30日)標準提案件数の推移010203040509112026223934710231519121619国内標準国際標準2008年度2009年度2012年度2011年度2010年度研や関係機関による講演を通して、計測標準に関する技術支援や、グリーン・イノベーションに関する日タイ共同研究の事例を紹介しました。

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