2013
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オープンイノベーション20■ オープンイノベーション オープンイノベーションハブ機能の強化オープンイノベーション持続可能な社会の実現に向けて 我が国の産業界が再び活力を取り戻すには、産業技術を裏付けにした産業再創造が不可欠です。そのためには革新的技術を世界に先駆けて事業化すること、すなわちイノベーションの継続的創出による産業競争力の強化が求められています。 一方、国内市場の縮小と新興国市場への対応のため、企業による製造拠点の海外展開は避けられません。さらに、企業の自前主義が難しくなりつつある中、国内の雇用を量的に維持し質の面で高めるためには、研究開発や標準化、人材育成などイノベーション創出の拠点を国内につくり込んでいくことが必要です。 産総研は日本最大級の公的研究機関として、多様な研究人材、先端的な研究インフラ、研究成果、技術融合や人材育成の仕組み、地域拠点とそのネットワークなどを活用・発展させ、産学官との連携の中核的な役割を担います。そのために産総研は、“オープン・イノベーションハブ機能の強化” をイノベーション推進戦略の目標とし、多様な人材や組織・機関を集積させ、世界の研究機関とのネットワークを効果的に活用しながら、産業界に魅力的なプロジェクトを推進していきます。また、研究成果の蓄積、先端的な研究インフラの整備、人材の育成を継続的に進め、さらには研究開発や産業化に関わる研究支援体制の強化を中長期的な視点で行っています。 具体的には、以下のハブ機能強化のための3 つのステージにおいて戦略的な取り組みに努め、グリーンイノベーションやライフイノベーションなどの推進を図ります。ステージ1:‌�有望な研究シーズを生み出す ・研究成果活用機能の強化 ・多様な人材の集積と育成ステージ2:‌�筋の良い技術に育てる ・産業界との協働プロジェクトの拡充 ・‌‌‌地域におけるオープンイノベーションの推進 ・グローバル化によるハブ機能の強化ステージ3:‌�市場への出口を創出する ・拠点機能の整備‌ ・産業界等とのネットワークの強化!!オープンイノベーションハブ機能の強化によるイノベーション創出へ海外大学大学高専企業海外企業海外研究機関他県公的研究機関自治体公的研究機関

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