2011
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システムデータ薬品管理センター廃棄納品業者研究室薬品名、適用法規、MSDS管理者、保管場所登録バーコード管理者変更申請等薬品変更消去バーコード発行管理番号1234バーコード1234化学物質管理化学物質の適正管理 産総研では研究分野が多岐にわたることから、少量で多種多様な化学物質を使用するという特徴があります。使用においては事故や漏洩のない適切な使用・保管管理とともに、廃棄時の適切な処理を心がけています。【薬品使用後の廃液・ガスの処理】廃液:つくばセンターでは、敷地内の処理場で無害化したのち公共下水道へ放流、他の地域センターでは産業廃棄物処理業者に委託しています。排ガス:有害蒸気を発生する薬品は局所排気装置(ドラフトチャンバ)で使用し研究排気除害設備(スクラバ)を通して排出しています。どの薬品をドラフトで使い除害する必要があるかの判断材料は下記の化学物質総合管理システムを用いて各研究者に提供しています。化学物質の適正管理により環境リスクの低減と安全を推進しています化学物質排出量の把握 産総研では、PRTR法※1および地方自治体の関連条例に基づき、該当する化学物質の排出量と移動量の届出を行っています。届出対象となる主な化学物質は、様々な有機化合物を溶かしたり抽出したりするために使用される有機溶媒です。その他に、半導体洗浄用に用いられるフッ化水素や有機廃液の噴霧燃焼炉からのダイオキシン排出量も届出対象となっています。薬品の使用後はバーコード返却により登録が削除されます。この管理システムは、産総研に存在する薬品・ガスが検索できる仕組みとなっており、また、管理システムを利用することで、次のような環境管理、安全管理、法令遵守等が可能となっています。①危険な薬品の紛失を抑止し、退職・移動時の薬品の引継ぎを確実にする②使用者が適切に取扱えるよう化学物質の性質や法規情報等(MSDS)を提供する。例えば、有害蒸気発生のためドラフトチャンバ内で使用する必要のある薬品かどうか、毒物あるいは劇物などの法規制をうけるかどうか、漏洩時の適切な対処方法などの情報を使用者が取得できる③新たに法規制を受けることとなる物質の保有者を検索し注意を促すことができる④火災発生等に消火活動に必要な危険薬品保管情報をすぐに消防へ提供できる⑤消防法危険物の集計が日々行われ、区画や地区毎の危険物貯蔵量が法規制内に収まっているか監視できる⑥ガスボンベも登録しており、高圧ガス保安法で規定する貯蔵量の監視ができる⑦有害物質の使用量を集計し、PRTR報告データ等を作成する研究活動に使用する多種多様な化学物質について、それぞれの性質や法規制に適合した管理を各研究者が行えるように「化学物質総合管理システム」(以下、「管理システム)という)を構築・運用しています。納品された薬品・ガスは管理システムに登録され、現物はバーコード管理されます。この登録データは産総研イントラネットを通じて全職員が閲覧できる仕組みとなっています。(一部情報を除く)化学物質総合管理システムについて48環境報告環境報告

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