産総研LINK No7
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企業と産総研との距離を近づけるために〒305-8560 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第1イノベーション推進本部: 029-862-6040: https://unit.aist.go.jp/rai/: raiso-general-ml@aist.go.jpお気軽にお問い合わせください!企業のセンスを取り入れたい 山田さんには、産業界の視点やセンスを産総研に導入し、産総研と企業の距離を近づけるための活動を期待して、来てもらいました。 私自身も民間企業出身ですが、B to Bビジネスを行う化学系企業だったので、B to Cのパナソニックとは一般消費者との距離感が異なります。異なる視点から出てくる山田さんの意見は新鮮で、産総研にとって価値の高いものだと感じています。 山田さんは産総研に、「今ある技術を見せるだけではなく、むしろ夢を語ってほしい、将来像を描いて企業に示してほしい」と言います。できたことについては自信をもってアピールできても、やってみないとわからないことについては、あまり堂々と語らないところがあるのが研究者です。しかし今、産総研は企業や社会の要望に応える組織となることを求められており、未来をつくる技術を企業とともに生み出していくことの大切さを、改めて考えさせられています。 研究者がコツコツ取り組み、10年かかってモノになるような研究が、企業と共同で取り組んだ場合、5年で実現できる可能性もあります。産総研を企業に使っていただく重要性を意識し、産総研の知名度をさらに上げていきたいと考えています。 山田さんがテレビ出演や「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」の受賞を通してパナソニックのブランド価値・将来価値を高めることに貢献したように、産総研も、研究開発の成果を示すことはもちろんですが、それ以外の方法でも、長期的な視点で認知度を高めていくことを検討したいと考えています。 また、インターネットで誰でもさまざまな情報が得られる時代であるからこそ、直接顔を合わせることでしか得られない情報の価値は、逆に高まっています。産総研の研究者のもつ情報を、直接顔を合わせることで深掘りしていただきたいと思っています。認知度と将来価値を高めるために産総研で活躍する企業人材吉田康一Yasukazu Yoshidaイノベーション推進本部 副本部長13 2016-07 LINK

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