アニュアルレポート 2005-2006
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83Annual Report 05-06Environment & Energyユビキタスエネルギー研究部門Research Institute for Ubiquitous Energy DevicesURL: http://unit.aist.go.jp/ubiqen/TEL: 072-751-9550 FAX: 072-751-9629研究部門長小林 哲彦研究の概要代表的な研究成果情報通信技術が急速に発展し、ユビキタス情報社会への期待が高まっています。これに伴い、ユビキタス情報技術を支える小型・移動型の新しい電源やエネルギー源の開発が不可欠となっています。これら「いつでも、どこでも、だれでも(=ユビキタス)」使える新しいエネルギー技術は、ますます多様化する個人生活においても、セキュリティーや医療・福祉、生活支援ロボット技術などでの応用が期待されます。ユビキタスエネルギー技術は、高効率・高密度であると同時に、生活密着型の観点から安全性・環境適合性も高い次元で達成されなければなりません。当研究部門では、燃料電池や二次電池(バッテリー)を始めとする新しい小型・移動型のエネルギー供給/電源技● 新型二次電池用正極材料(鉄-マンガン系酸化物)、負極材料(Si系複合金属)等の開発 ● 難燃性二次電池を目指す、イオン液体電池、全固体薄膜電池の開発● 燃料電池用CO選択酸化電極触媒の開発● 固体高分子形燃料電池の劣化メカニズム(Pt触媒、炭素表面)の提案 術の研究開発のために材料基礎研究からシステム化研究まで有機的に取り組み、先導的未来型の技術シーズの発信とあわせて、工業標準や寿命に関わる基礎研究などの産業基盤的研究成果の発信も行っていきたいと考えています。燃料電池については、定置式燃料電池(家庭コジェネレーション用)の長寿命化研究、携帯機器用マイクロ燃料電池の国際標準化研究、また次世代燃料電池のための新材料開発に取り組んでいます。電池については、大型Liイオン電池の長寿命化研究に加え、安全な電池のための電解質、高容量化のための正極・負極材料などの新材料開発を行っています。またこれらに共通する「界面機能材料」のナノ構造解析や理論計算にも力を入れています。● 携帯機器用マイクロ燃料電池の安全性評価技術の国際機関への提案● 触媒等、界面機能材料のナノ構造と機能に関する基礎的研究

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