アニュアルレポート 2005-2006
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79Annual Report 05-06Environment & Energy固体高分子形燃料電池先端基盤研究センターPolymer Electrolyte Fuel Cell Cutting-Edge Research CenterURL: http://unit.aist.go.jp/fc3/TEL: 03-3599-8550FAX: 03-3599-8554研究センター長長谷川 弘研究の概要代表的な研究成果燃料電池技術は、地球環境、エネルギーセキュリティ、持続的経済成長を同時達成する上で最も期待がかかる重要技術であり、我が国のみならず世界各国が熱心に国際競争を展開しています。しかし、「本格的普及を目指す商品性確保」への道程は極めて険しく、コストダウンや耐久性、信頼性、性能向上という多様な要素を満たす革新的なブレイクスルーが待望されています。このような背景を受けて、当研究センターは、「従来の燃料電池技術に関する限界の打破につながる独創的研究を遂行することにより、我が国のみならず世界トップレベルの最先端燃料電池研究センターの一つとして、燃料電池に関する研究開発をリードし、またその成果を産業界に普及させること」、および「トップサイエンスを活用した研究開発のナショナル機関として、広く情報集約/発信を行い、また国際的なトップラボ、大学、企業との相互交流により燃料電池に関する新たな知識創造の一翼を担いつつ、若手研究者の育成等に務めていくこと」を目的として、以下の三つの重点テーマに関する研究活動に邁進しています。● 燃料電池の基幹要素材料である電極触媒の革新的性能向上とコストポテンシャル向上● 多相(層)界面を経ての物質移動現象の解明● 燃料電池実作動条件を模擬した環境下での計測技術確立合わせて、本年度は、実験室セキュリティーシステム整備、研究設備導入、研究者確保など、研究体制の充実に注力しています。● 時間分解in situ振動構造追跡技術の燃料電池触媒反応への適用● メソポーラス構造を有するカーボン材料の電極触媒担体への適用● 水蒸気吸着法を用いた燃料電池構成材料表面特性の解析● 走査型プローブ顕微鏡の含水電解質材料高次構造観察技術への適用● FC-Cubic~NEDO~米国立ロスアラモス研究所との合同ワークショップ開催●「安全」と「セキュリティー」とを両立する研究環境の構築

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