アニュアルレポート 2005-2006
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41Annual Report 05-06Information Technology& Electronics 知的活動の飛躍的向上を実現するための情報サービスを創造するインターネットをはじめとするネットワーク技術の普及が急激に進み、生活にも不可欠なものになりつつある状況において、量よりも質としての情報の中身すなわちコンテンツを扱う技術を重点化します。 ロボットと情報家電をコアとした生活創造型サービスを創造する人間と物理的・心理的に共存・協調するロボット技術、人間と情報家電の双方向インタラクションを支援するインタフェース技術およびこれらを構成するハードウェアを高機能化、低消費電力化するデバイス技術を開発します。 信頼性の高い情報基盤技術の開発により安全・安心な生活を実現するネットワーク上の様々な情報資源に対するセキュリティ技術、膨大な数と規模のソフトウェアの信頼性と開発生産性を向上するのに有効な検証技術を確立します。ハードウェアにおいては、大容量かつ高速に処理し得る通信技術および情報蓄積技術の高度化を図ります。 次世代情報産業を創出するためにフロンティア技術を開発する量子コンピュータ等のチャレンジングな研究課題に向けて、新機能材料や新物理現象に基づいた革新的ハードウェアの構築を目的とした電子デバイス技術の開発に取り組みます。情報通信・エレクトロニクス分野の研究ハイライト新産業創成への明確なシナリオを持った新しい連携プロジェクトとして、産総研では産業変革研究イニシアティブを行なっています。大型予算を投入して短期間でプロトタイプを開発し、目に見える形で成果を発信します。当分野では、知識循環型サービス主導アーキテクチャの開発、および、ユーザ指向ロボットオープンアーキテクチャの開発の2つのプロジェクトを推進しています。●知識循環型サービス主導アーキテクチャ(AIST SOA)の開発ネットワーク上に存在する無数の知識モジュール、ITサービスを利用者の多様なニーズに応じて統合して、新しい知識サービスを提供するための情報インフラ技術を開発します。低コスト化と標準化により普及を図ること●ユーザ指向ロボットオープンアーキテクチャ(UCROA)の開発ユーザの多様なニーズに応えるロボットを、モジュールを組み合わせて低コストで効率良く開発できるロボットシステム構築のためのアーキテクチャを開発します。プロトタイプロボットの開発を通じて有効性を社会に示し、多くの企業が容易に参入できる新たなロボット産業の創成を目指します。(知能システム研究部門・情報技術研究部門・デジタルヒューマン研究センター)●秋葉原ソフトウェアショーケース開設愛・地球博で実証した、センシングデータの解析結果によって来場者に適したコンテンツを配信する統合情報支援システムを用いて、スマート映像表示装置VMD (Versatile Media Display)・情報住宅などのソフトウェアUCROAさまざまなロボット技術シーズユーザのニーズユーザのニーズユーザのニーズユーザのニーズユーザのニーズさまざまなユーザのニーズ統合技術ロボット技術モジュール群RTミドルウェア規範・仕様ユーザ指向ロボットシステム物流支援ロボットサイバネティックヒューマン対人サービスロボットあれを取ってくれるロボットがほしい!エネルギー需給データベース農産物情報配信サービス金融価格データベース経済ニュース配信サービスグローバル気象予測農産物生産データベースAIST SOAサービス要求利用者(企業、個人)(金融分析、食料需給計画、引越手続き、商品開発、etc)結果取り出し統計分析金融価格経済ニュース金融分析サービス統計分析で、知識サービス産業への参入障壁を低減し、新産業の創成を誘起します。(グリッド研究センター・情報技術研究部門)■ 産総研産業変革研究イニシアティブの推進■ 知的活動の飛躍的向上を実現するための情報サービスを創造する技術に関する成果発信を効率的に行う場として、秋葉原ソフトウェアショーケースを開設しました。(情報技術研究部門)

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