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ニュース

2020/11/17

「中国地域産総研技術セミナー in 鳥取」 10月28日(水)開催のご報告

セミナーの概要

 産総研中国センターは令和2年10月28日(水)に、オンライン開催(Webexによるライブ配信)による「中国地域産総研技術セミナー in 鳥取」を開催しました。今回は、「鳥取県産業技術センター研究成果発表会」と合同開催し、産業用ロボットや資源リサイクル分野におけるAIを活用した研究開発事例について紹介しました。セミナーには、企業や県の関係者等、172名の方にWebでご参加いただき、盛況のうちに終了しました。

 講演の題目と講演者は以下の通りです。

講演

基調講演

「産業用ロボットにおけるビジョンとAI活用の最前線」

 産総研 インダストリアルCPS研究センター オートメーション研究チーム  堂前 幸康 氏

講演1

「資源リサイクル分野におけるAI画像認識の活用事例」

 産総研 環境創生研究部門 資源価値創生研究グループ  古屋仲 茂樹 氏

講演2

「深層学習を活用した騒音環境下での音の聞き分け・監視技術の開発」

 鳥取県産技センター 機械素材研究所 機械・計測制御担当  木下 大 氏

講演3

「光切断法応用による非接触共振箇所特定技術の開発」

 鳥取県産技センター 電子・有機素材研究所 電子システム担当  吉田 大一郎 氏

講演4

「栄養成分による農作物の差別化の試み ~ブロッコリーのビタミンC分析事例について~」

 鳥取県産技センター 食品開発研究所 農産食品・菓子担当  梅林 志浩 氏

ショートプレゼンテーション(分野ごとに3分科会を同時開催)

  • 有機材料分科会(8件発表)
  • 電子システム・機械金属分科会(10件発表)
  • 食品分科会(8件発表)

 各講演について、チャット形式を利用して多数の質問があり、活発な意見交換がなされました。
 産総研中国センターでは、今後も中国地域の各地で公設試験研究機関と協力し、地域のニーズに合った、産総研や公設試験研究機関の研究成果を紹介するセミナーを開催する予定です。

講演会の様子

「Web開催オープニング」の写真

Web開催オープニング

「オンライン参加の様子」の写真

オンライン参加の様子

国立研究開発法人産業技術総合研究所