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「技術交流サロン in 東広島」開催のご案内

-輸送機器部材の軽量化技術-

 産業技術総合研究所(以下「産総研」という。)中国センター、広島大学、近畿大学工学部、東広島市産学金官連携推進協議会の4機関では、毎年、広範かつ最先端の研究シーズを、中国地域の研究開発型企業へご紹介し、地域の大学・公設試等とも連携し、外部資金獲得や共同研究プロジェクトの提案を目指す「技術交流サロン」を開催しております。
 この度は、「輸送機器部材の軽量化技術」をテーマに、以下のとおり開催します。
 多数の皆様のご参加をお待ちしております。

 
日時 平成28年10月11日(火)15:00~
場所 サンスクエア東広島 アザレアホール(3F)〔案内図〕
(広島県東広島市西条西本町28-6)
主催 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 中国センター
国立大学法人 広島大学
近畿大学 工学部
東広島市産学金官連携推進協議会
定員 100名程度
参加費 無料(但し、交流会参加費1,500円。当日、受付にて申し受けます。)


ご案内のダウンロードはこちらから
 PDFダウンロード [PDF:698KB]


プログラム

14:00~15:00  技術相談会

 ※産総研中国センターが技術相談会を開催します

15:00~15:05  開会挨拶

 産総研 中国センター 所長 柳下 宏

15:05~17:25

講演1「マグネシウム研究の現状と今後の展開
    ~難燃性マグネシウム合金の実用化を加速するための研究開発~」
 講師   産総研 材料・化学領域 構造材料研究部門 軽量金属設計グループ
                          研究グループ長 千野 靖正
講演2「アルミニウム研究の現状と今後の展開
     ~アルミニウム合金の溶解・凝固プロセスの新展開~」
 講師   産総研 材料・化学領域 構造材料研究部門 軽量部材鋳造技術グループ
                          研究グループ長 尾村 直紀
講演3「トポロジー最適化と金属3Dプリンタを用いた高強度ポーラス材料の開発」
 講師  広島大学 大学院工学研究院
     機械システム・応用力学部門 准教授 竹澤 晃弘
        

17:30~18:30  交流会・名刺交換会(コラボスクエア 交流フロア) 

●講演の概要

1「マグネシウム研究の現状と今後の展開
  ~難燃性マグネシウム合金の実用化を加速するための研究開発~」
 産総研 構造材料研究部門 軽量金属設計グループ
              研究グループ長 千野 靖正
        

概要
 汎用マグネシウム合金(Mg-Al系合金等)にカルシウムを添加した合金(難燃性マグネシウム合金)は、汎用マグネシウム合金よりも著しく高い難燃特性を有するため、高い安全性が必要とされる鉄道車両構体等の輸送機器や建築部材等への適用が検討されつつあります。
 この様な状況下、難燃性マグネシウム合金の基礎研究や実用化研究が国内外で活発化しています。国内では、2013年度よりスタートしたNEDOの委託事業未来開発プロジェクト「革新的新構造材料等研究開発」において、難燃性マグネシウム合金展伸材を鉄道車両構体に適用することを目標とした研究開発が進められており、その中では、生産速度(押出し速度)を飛躍的に高めるための合金設計技術や、強度・延性を同時に改善するための合金設計技術に加え、難燃性マグネシウム合金の接合技術や、大型部材への表面処理技術、信頼性(疲労、衝撃、じん性、耐食性、難燃性)評価技術の開発が急ピッチで進められています。本発表では、上記プロジェクトの成果を中心として、難燃性マグネシウム合金実用化に向けた研究開発の状況を紹介します。

2「アルミニウム研究の現状と今後の展開
  ~アルミニウム合金の溶解・凝固プロセスの新展開~」
 産総研 構造材料研究部門 軽量部材鋳造技術グループ
              研究グループ長 尾村 直紀
        

概要
 燃費基準の継続的な上昇を受け、自動車におけるアルミニウム合金使用量は年々増加し、自動車1台当たりの使用量は日本で150㎏以上、欧米では200㎏以上といわれています。自動車に使用されるアルミニウム合金の大部分はエンジンやトランスミッション、ホイールなどの鋳造品であり、その割合は実に80%近くにもなります。近年ではフードやパネル、バンパーなどの展伸材も増えてきていますが、これら展伸材のスタート材であるビレットやスラブは連続鋳造にて作製されているように、鋳造技術はものづくりの基幹技術として、我が国の自動車産業をはじめとした製造業を支える重要な役割を担っています。
 一方で、鋳造工場は代表的な3K職場ともいわれ、後継者不足や地域住民とのトラブル等により、海外移転するケースが後を絶たず、鋳造技術の国外流出や国内産業の空洞化などが問題となっています。
 産総研では、上記のような背景からアルミニウム合金鋳造品の高性能化・高信頼性化に加え、鋳造プロセスの環境負荷低減に関する研究開発などを行っています。本発表では、これら産総研における鋳造関連の研究開発について紹介します。

3「トポロジー最適化と金属3Dプリンタを用いた高強度ポーラス材料の開発」
 広島大学 大学院工学研究院
      機械システム・応用力学部門 准教授 竹澤 晃弘
        

概要
 近年、積層造形技術の産業界への普及が急速に進んでいます。この方法は、従来の鋳造や鍛造、切削加工では製造が難しかった複雑形状も造形可能であり、極めて自由度の高い製造手法として注目を集めています。
 特に、近年の技術進歩により、金属材料においても微細な造形が可能となり、それは部品外形のみならず、ポーラス材料を直接造形できるほどになってきています。
 そこで本発表では、トポロジー最適化で ポーラス材料の内部構造を設計し、それを積層造形技術で忠実に造形し、高強度なポーラス材料を実現する研究開発状況について紹介します。

               

お申込み

下記のメール送信フォームまたはFAX送信表からお申し込みください。締切:10月5日(水)

◆メール送信フォーム
 内容を書き込んで送信してください。
  ⇒ WEBで参加申込

◆FAX送信表
 内容を書き込んで作成したものを印刷し、FAXしてください。
  ⇒ FAXで参加申込【Word:51KB】

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本件に関するお問合せ先

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 中国センター 田原、山崎、大谷

広島県東広島市鏡山3-11-32
電話:082-420-8245、FAX:082-420-8281
電子メール:c-renkei-salon-ml#aist.go.jp(#は@に置き換えてください)