水素ガス圧縮機20160620007

 第二次世界大戦中、燃料確保のため石炭液化の研究が進められ、その研究の一環として、燃料研究所(当時)が高圧水素ガス圧縮機を製造しました。

 試作した圧縮機は、毎時5m3の水素ガスを1,000気圧まで圧縮できる装置で、当時としてはわが国最高の性能を誇りました。この圧縮機を用いて、内燃機関に必要とされる良質な軽質油の製造を目指しましたが、戦争末期に入り本格的に活用するまでには至りませんでした。

水素ガス圧縮機
画像サイズ 1013×742(1.24 MB)
整理番号 20160620007
領域 エネルギー・環境領域

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