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第20回仙台まちなかサイエンス

 平成25年7月16日(火)、恒例の「仙台まちなかサイエンス」を産総研東北サテライトで開催しました。東北サテライトはアクセスが便利な仙台中心街にあり、近くの企業の方、放課後の中学生、東北大学の先生等々、多くの方が参加されました。

 「仙台まちなかサイエンス」は展示・体験とサイエンストークの二本立てからなります。展示・体験コーナーでは、終日東北センターを中心とする研究成果のパネルや製品を展示して、産総研の研究の一端を知っていただけるよう準備しました(写真1)。連携している東北6県の公設試験研究機関の紹介も行いました。科学体験では、見た目は不思議、でも中身は科学的なもので、毎回科学の面白さを体得することができます(写真2)。

 サイエンストークは、夕方6時過ぎの約1時間を使った講師と参加者の双方向の科学理解の場です。今回は地質情報研究部門の内藤一樹主任研究員による「地質がネットでやってくる-足元の大地を知る」でした。産総研の地質調査の成果である地質図類のウェブ配信に至るまでの工夫、それからウェブ情報を利用して各自がさまざまな情報図を作成する方法の紹介です(写真3)。

 トークの前半ではそもそも地質とは何か、調査はどう行うのか、地質のデータがどのように社会で利用されているかをやさしく説明しました。内藤講師は東日本大震災の時に産総研の地質情報の発信の不具合で、社会のニーズに応えきれてなかったことに忸怩たる思いだったそうです。そこで使い勝手が良い地質情報の発信とは何かを追求しています。トークの後半では産総研が準備している地質図ナビの紹介とそこで得た地質図にほかの情報を重ねるなど応用例を紹介しました。

 既に述べたように今回の参加者は多岐にわたります。地学好きの中学生はもっと地質図がわかるようになりたいとアンケートに書いてくださいました。地質調査を行っている企業の方からは、報告書を作成するときに参考にしていると、現場の生の声をいただきました。電子メーカーに勤める若い方は、トークの間、熱心にノートをとられていました。トーク終了後お聞きしましたら、ふとしたことから地質に興味を持ったということでした。

 内藤講師は多岐にわたる参加者を相手に講演をする機会はこれまであまりなかったそうで、今回のサイエンストークで話してアウトリーチの勉強になったそうです。双方向対話のサイエンストークは、参加者のみならず講師にとっても普段できない勉強の機会ですので、職員の皆様からの積極的な話題提供をお願いします。


写真1
写真1 産総研の研究成果を展示。
写真2
写真2 おもしろ科学体験。
写真3
写真3 サイエンストーク。

開催概要
日時 2013年7月16日 火曜日 12時00分 ~ 19時15分
会場 産業技術総合研究所 東北センター 東北サテライト
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町4-7-17 小田急仙台ビル3階
主催 産業技術総合研究所 東北センター
申込方法 体験サイエンス、展示:ご自由にご来場ください。
サイエンストーク:事前にお申し込みください。
※「サイエンストーク」は、当日席に余裕があれば、事前申込がなくてもご参加いただけます。
問い合わせ先 産業技術総合研究所 東北センター まちなかサイエンス担当
電話:022-726-6030 FAX:022-224-3425 Eメール:asist-ml*aist.go.jp(*を@に変更して使用して下さい。)
詳細情報 第20回仙台まちなかサイエンス
http://unit.aist.go.jp/tohoku/asist/B17_machinaka/

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国立研究開発法人産業技術総合研究所