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第7回産総研サイエンスカフェ

「体内時計のはなし」


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 12月20日(木)、第7回産総研サイエンスカフェ「体内時計のはなし」を、つくば国際会議場内レストラン(つくば市)にて開催しました。当日は、22名の方にご参加頂きました。

 今回の話題提供者は、ショウジョウバエを使って体内時計の研究を行っている、生物機能工学研究部門・生物時計研究グループの花井修次研究員です。話題提供は、3つのテーマに分けて行いました。

 第1部では、体内時計とは何か、なぜ必要なのか、体内時計の役割についてお話しました。体内時計が狂ったことに起因した事故の実例や、睡眠障害と病気や体脂肪との関連性、体内時計にやさしい照明など、身近に起こる問題や私たちの体に関係する話題を紹介しました。

 第2部では、生命誕生と体内時計の進化についてのお話です。最初体内時計は何のために獲得されたのか、地球誕生から現在まで時計遺伝子はどのように進化してきたのか、イラストで分かりやすく説明しました。珊瑚化石の写真を示して「大昔の一日の長さを調べるのに使うこの化石は何でしょう?」とクイズを出し、一日の長さが大昔と今とでは異なるというお話を、「人間の体内時間は25時間だと思いますか?」という問いの答えとして、最近の研究でほぼ24時間だと判明したことをお話しました。

 第3部では、花井研究員自身の研究について、目指していることや実験方法、得られた実験データを説明し、ハエの行動を計測する装置などを会場で披露しました。一見難しそうなデータを測定している実験装置を目の前に、皆さま興味深々のご様子でした。

 話の合間には、花井研究員から「快眠法はありますか?」「夜遅くまで明るい部屋で過ごしていませんか?」などの問いかけがあり、3~4人のグループで自由にディスカッションして頂きました。今回は各テーブルに生物時計研究グループの研究員が参加し、皆さまと一緒にお喋りを楽しみました。


写真2

 会場では、「私たちの体内に時計遺伝子があることに驚いたし、すごいと思った」「体内時計を狂わせてしまうことのないよう、早寝早起きをし、生活を改めてみようと思った」などのご意見が発表されました。最後に、花井研究員から、「体内時計の研究により、夜更かししても翌朝すっきり起床できる方法を見つけるなど、皆さんができるだけ快適に暮らせることを目指して研究を続けています」とメッセージがありました。

 参加者された方のアンケートでは「大変良かった」「期待以上だった」「今後もぜひ参加したい」とのご意見が今までで一番多く、たくさんの方にご満足頂けたようでした。

 次回のサイエンスカフェは、地質分野から水にまつわるお話を、2月に開催する予定です。どうぞご期待ください。(1月半ばに募集を開始する予定です。詳細は、後日、産総研公式HP内でお知らせいたします。)


開催概要
日時 2007年12月20日 木曜日 18時30分 ~ 20時00分
(終了後、30分程度フリーで話題提供者とお話いただく時間をご用意しています。)
会場 レストラン エスポワール
〒305-0032 つくば市竹園2-20-3(つくば国際会議場内)
※駐車場は、周辺あるいは国際会議場の有料駐車場をご利用ください。
主催 産業技術総合研究所
定員 30名
参加費 無料(ドリンク・軽食付き)
申込方法 参加申込につきましては、以下の方法のいずれかでお願い致します。

[1]サイエンスカフェ専用お申し込みフォームに必要事項を記入の上、送信

[2]Eメールに以下の必要事項を記入の上、事務局宛に送信
 必須:お名前(ふりがな)、参加人数、連絡先

[3]産総研公式HP掲載の参加申込書に必要事項を記入の上、事務局宛にFAXまたは郵便で送付
 FAX用参加申込書 [PDF:6KB]

※ご登録いただいた個人情報を本イベントの対応以外に使用することはありません。
問い合わせ先 産総研サイエンスカフェ事務局
産業技術総合研究所 広報部 広報企画室
〒305-8568 つくば市梅園1-1-1 中央第2 つくば本部・情報技術共同研究棟8F
電話:029-862-6211 FAX:029-862-6212
Eメール:メールアドレス:s.cafe-ml*aist.go.jp(*を@に変更してご使用ください)
※サイエンスカフェのスナップ写真を産総研の広報活動に使用させて頂く場合がございます。その他の目的に使用することはございません。あらかじめご了承ください。

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