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第28回産総研サイエンスカフェ

「レアアースを確保せよ! 資源探査の最前線」


 2011年7月8日(金)、つくばカピオ別棟「カフェベルガ」(茨城県つくば市)にて、第28回産総研サイエンスカフェを開催しました。今回のテーマは、地圏資源環境研究部門 渡辺寧主任研究員による「レアアースを確保せよ! ~資源探査の最前線~」です。

 今回は研究試料を展示することにより、参加者が「見て、触って、考えて、話し合う」ことができるサイエンスカフェとなりました。

 レアアース元素はどんな特徴を持っているのでしょうか。レアアースの種類によって様々な特徴がありますし、説明されても難しくてなかなか理解できないものです。そこで話題提供者の渡辺さんは、「実際にレアアースが何に使われているのか」について、具体的に例を挙げて話してくださいました。

 また、渡辺さんから参加者へのクイズもありました。

 「最近売れているハイブリッド自動車ですが、レアアースはハイブリッド自動車のどの部分ではどの部分に使われているでしょう?」

 クイズの答えは、(1)ウィンドウのガラスのUVカット(2)排気ガスのフィルターの触媒(3)モーターの部分(4)電池の部分。

 正解者は渡辺さんから景品としてネオジム磁石をプレゼントされました。このネオジム磁石、普通の磁石の何倍もの磁力を持っているんです。人の手でそう簡単には外せません。

写真1
参加者の皆さんもネオジム磁石の強さを体験

 しかしこの強力な磁石も、熱によって簡単に磁力を失ってしまうという性質があります。

写真2
ネオジム磁石を火で熱すると、熱で磁力を失う。

 また、休憩時間中には渡辺さんが用意した岩石の中でレアアースが含まれているものはどれかというクイズが出されました。全問正解者は出ませんでしたが、皆さんに一生懸命考えていただいたので、1問だけ間違えた方に渡辺さんから賞品をプレゼント。

写真3

 後半部ではレアアースの生産や採掘調査の際の渡辺さんの体験談を話していただきました。世界のどこでレアアースは取れるのか、渡辺さんがどんなところへ行って研究試料を採取してくるのかについて、データや写真を参考にしながら、詳しくお話しいただきました。

 最後には日本のレアアース資源について、また今後日本のレアアース供給はどうしていくべきなのかについて、グループでディスカッションを行いました。皆さんからあがったいくつかの話題に対して渡辺さんからコメントをいただいて、デモンストレーションやクイズ、ディスカッションと盛り沢山のサイエンスカフェは終了しました。

 次回の産総研サイエンスカフェは、8月26日(金)にカフェベルガで開催されます。テーマは「スマートグリッドってなんだろう? 将来のエネルギー供給システムについて考える」です。興味のある方は是非ご参加ください!


開催概要
日時 2011年7月8日 金曜日 18時30分 ~ 20時00分
(終了後、30分程度フリーで話題提供者とお話いただく時間をご用意しています。)
会場 カフェ・ベルガ
〒305-0032 つくば市竹園1-10-1(つくばカピオ別棟)
※駐車場は、周辺の有料駐車場をご利用ください。
主催 産業技術総合研究所 広報部
定員 30名
参加費 無料(ドリンク・菓子付き)
申込方法 参加申込につきましては、お申込フォーム、Eメール、電話でお願いいたします。

[1]サイエンスカフェ専用お申し込みフォーム

[2]Eメール:必要事項を記入の上、事務局宛に送信
 必要事項・・・お名前(ふりがな)、参加人数、連絡先

[3]電話:必要事項をお伝えください
 必要事項・・・お名前、参加人数、連絡先

※ご登録いただいた個人情報を本イベントの対応以外に使用することはありません。
問い合わせ先 産業技術総合研究所 広報部 産総研サイエンスカフェ事務局
〒305-8568 つくば市梅園1-1-1 中央第2 つくば本部・情報技術共同研究棟8F
電話:029-862-6211 Eメール:メールアドレス:s.cafe-ml*aist.go.jp(*を@に変更してご使用ください)
※「産総研サイエンスカフェ」では、お子様のご参加はご遠慮いただいております。
※「ラヂオつくば」の番組制作に協力するため、会場で録音させていただく場合があります。
※「産総研サイエンスカフェ」を紹介する目的で、Web等で動画公開するためのビデオ撮影を行うことがあります。

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国立研究開発法人産業技術総合研究所