English

 

産総研プレゼンツ サイエンスカフェ in 鳥栖 (第2回)

「太陽の光で電気をつくる! ~太陽電池の仕組みと使い方~」

写真1
櫻井さんの説明に、皆さん興味深く聞き入っています

 2014年3月14日(金)、鳥栖市立図書館(佐賀県鳥栖市)にて、「産総研プレゼンツ・サイエンスカフェin鳥栖(第2回)」を開催しました。テーマは、太陽光発電工学研究センター 櫻井啓一郎主任研究員による「太陽の光で電気をつくる! ~太陽電池の仕組みと使い方~」です。鳥栖市、佐賀県の共催のもと、昨年5月に続く2回目の開催となり、中学生から中高年まで37名もの方にご参加いただきました。

 参加者のテーブルには、太陽電池、モーター、電球など様々な実験用具が並べられ、まるで学校の理科の実験のようです。参加者には、話題提供が始まる前から自由に動かしてもらい、太陽電池を身近に感じてもらいました。

 太陽電池というと、屋根の上にソーラーパネルを設置しているご家庭も多く、身近な存在となってきていますが、どのような仕組みで動いているのか、これからの市場・価格はどうなっていくのか、意外と分からないことも多いのが現状です。

 櫻井さんは、現在のエネルギー資源の枯渇状況や地球温暖化の進行状況などを説明し、なぜ再生可能エネルギーを研究し、導入していく必要があるのか、データをもとに説得力のある説明で自身の見解を語りました。すぐに全てのエネルギーを再生可能エネルギーに替えることは困難でも、将来的に再生可能エネルギーの導入を進めていくことが、持続可能な社会の実現のために必要です。参加者の皆さんは、テンポのよい櫻井さんの語り口に引き込まれ、説明に熱心に耳を傾けておられました。

 話題提供の後半は、太陽電池の仕組みを簡単に説明し、いよいよ実験です。太陽電池に太陽の光が当たることで発生した電気を有効に利用するのが太陽光発電。専門的な説明は後にして、まずは実験です!太陽電池とモーターをソケットでつないで太陽電池に光を当ててもらい、モーターが回ることを確認してもらいました。続いて、太陽電池のつなぎ方を直列や並列に変えて、片方の太陽電池を暗くしてみるとどうなるか、白熱球とLED電球の光では、どちらがたくさん発電できるかなどを試してもらいました。参加者の皆さんは悪戦苦闘しながらも夢中で実験に取り組み、和気あいあいとした雰囲気の中、カフェは進行しました。

 最後に櫻井さんは、国内の太陽光発電の普及状況やコスト面での課題を語り、自身の意見として、科学に対し正しい知識・情報を得るべきであること、手遅れにならないために変化を拒まず挑戦していくことが必要であることを主張し、今回のカフェは終了しました。参加者からは大きな拍手が寄せられ、ご満足いただけた様子でした。

 今後も、九州地域で引き続きサイエンスカフェを開催してまいりますので、どうぞ宜しくお願いします!


写真2 写真3
実験の様子(ソーラーパネルに電球の光を当てて、モーターが動くことを確かめています)

開催概要
日時 2014年3月14日 金曜日 18時00分 ~ 19時30分
会場 鳥栖市立図書館 2階
〒841-0053 佐賀県鳥栖市布津原町11-21
主催 産業技術総合研究所 九州センター
共催 鳥栖市、佐賀県
定員 30名
対象 18歳以上の方 ※中学生・高校生は保護者同伴でOK
参加費 無料
申込方法 Eメール、電話、FAX
申込締切 3月7日 金曜日 17時00分まで
申込先 鳥栖市役所 環境経済部 商工振興課 企業立地係
電話:0942-85-3606 FAX:0942-83-3095 Eメール:メールアドレス:syoukou*city.tosu.lg.jp(*を@に変更してご使用ください)
問い合わせ先 産業技術総合研究所 九州センター
〒841-0052 佐賀県鳥栖市宿町807-1
電話:0942-81-4076 FAX:0942-81-4089
備考
※産総研の広報活動に使用することを目的として、サイエンスカフェの様子を写真等で撮影させていただく場合がございます。その他の目的に使用することはございません。あらかじめご了承ください。
産総研サイエンスカフェのページ

▲ ページトップへ

国立研究開発法人産業技術総合研究所