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産総研サイエンスカフェ in 東広島(第1回)

お米がお酒になるように、木をエタノールにする!

 2014年1月31日(金)、サンスクエア東広島 3階 コラボスクエア会議室(広島県東広島市)にて、「産総研サイエンスカフェin東広島」を開催しました。本イベントは、一般市民の方々に科学技術への理解・親しみをもっていただくため、産総研中国センターが東広島市のご協力のもと開催したものです。中国地域では「産総研サイエンスカフェ」の記念すべき初開催でした。

 テーマは、「お米がお酒になるように木をエタノールにする! ~発酵が繋ぐ伝統技術を持続可能な社会へ~」。講師は、バイオマスリファイナリー研究センター 星野 保研究チーム長です。

 開催地である広島県東広島市西条地区には、数多くの酒蔵が建ち並び、酒造りの街として知られています。産総研中国センター バイオマスリファイナリー研究センターでは、木材からバイオエタノールを生産する研究を行っており、それは、酒造りの工程とよく似ています。今回のサイエンスカフェでは、参加者には協力して実験に挑戦してもらいながら、楽しくバイオマスリファイナリーについて知ってもらいました。

 星野さんは、バイオマス・バイオマスリファイナリーとは何か、酒造りとバイオエタノール製造との比較、遺伝子組み換え酵母を使った研究について、ユーモアをまじえながら、まるでテレビ番組のように順序良く参加者に紹介しました。

 お米を構成する多糖類(デンプン)、木材を構成する多糖類(セルロース)が同じ単糖(ぶどう糖)であることや、それぞれがどのような酵素によって分解されるか、酵母によるアルコール発酵など、図やイラストを用いて説明し、特にアルコール生産で要となる酵母のはたらきについて参加者に熱く語りました。

 参加者のテーブルには、木材チップがバイオエタノールになるまでの各工程のサンプルが配られ、参加者にそれぞれの形状や臭いを確認してもらいました。また、糖が酵母による発酵でエタノールになる過程を、簡便な実験キットを使って、糖化液のブドウ糖検出、発酵液のエタノール検出の各実験により確かめました。

 参加者のみなさまは和気あいあいとした雰囲気の中、説明に耳を傾け、実験に取り組んでおられました。講演終了後の星野さんへの質問タイムでも数多くの質問が飛び交い、参加者には星野さんとの対話を存分に楽しんでいただけたようです。

 初の開催にもかかわらず、多くの方にご参加いただき、深く感謝いたします。今後もみなさまに興味をもっていただけるテーマで、各地域での産総研サイエンスカフェを開催していけるよう、スタッフ一同、努力してまいりますので、今後とも「産総研サイエンスカフェ」をよろしくお願いいたします。

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はじめに自己紹介をしている星野さん。
写真2
星野さんは講演中も参加者に熱く語りかけていました。
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開催概要
日時 2014年1月31日 金曜日 18時00分 ~ 19時30分
会場 サンスクエア東広島 3階 コラボスクエア会議室
〒739-0043 広島県東広島市西条西本町28-6
主催 産業技術総合研究所 中国センター
定員 30名
対象 一般の方(高校生以上)
参加費 無料 (ドリンク、菓子付き)
申込方法 オンライン登録、FAX
問い合わせ先 産業技術総合研究所 中国センター 中国産学官連携センター
〒739-0046 広島県東広島市鏡山3-11-32
電話:082-420-8245 FAX:082-420-8281 Eメール:メールアドレスc-renkei-ml*aist.go.jp(*を@に変更してください)
プログラム、その他詳細情報 産総研サイエンスカフェ in 東広島
お米がお酒になるように、木をエタノールにする!
http://unit.aist.go.jp/chugoku/even/2014/20140131.html
※産総研の広報活動に使用することを目的として、サイエンスカフェの様子を写真等で撮影させていただく場合がございます。その他の目的に使用することはございません。あらかじめご了承ください。

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国立研究開発法人産業技術総合研究所