Vol.5 No.3 2012
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委員長:一村 信吾副委員長:小林 直人、瀬戸 政宏幹事(編集及び査読):赤松 幹之、田中 充、立石 裕、富樫 茂子、長谷川 裕夫幹事(普及):内藤 耕幹事(出版):多屋 秀人委員:事務局:独立行政法人 産業技術総合研究所 広報部広報制作室内 シンセシオロジー編集委員会事務局問い合わせ シンセシオロジー編集委員会 〒305-8568 つくば市梅園1-1-1 中央第2 産業技術総合研究所広報部広報制作室内 TEL:029-862-6217 FAX:029-862-6212 E-mail: ホームページ http://www.aist.go.jp/synthesiology●本誌掲載記事の無断転載を禁じます。編集 シンセシオロジー編集委員会発行 独立行政法人 産業技術総合研究所Synthesiology 5巻3号 2012年8月 発行シンセシオロジー編集委員会−221−赤穂 博司、阿部 修治、五十嵐 一男、一條 久夫、上田 完次、餌取 章男、大蒔 和仁、大和田野 芳郎、岡路 正博、小野 晃、景山 晃、久保 泰、栗本 史雄、坂上 勝彦、清水 敏美、千葉 光一、佃 栄吉、中島 秀之、中村 和憲、馬場 靖憲、濱 純、原田 晃、檜野 良穂、松木 則夫、水野 光一、三石 安、村山 宣光、持丸 正明、矢部 彰、吉川 弘之編集後記Synthesiology5巻3号をお届けします。この号には、通常の研究論文5報に加えて、東京大学大学院情報理工学研究科の石川正俊先生とSynthesiology誌編集担当者(小野晃前編集委員長、赤松幹之編集幹事)との座談会が掲載されています。座談会の主題は「価値の創造とシンセシス」です。1999年の国際学術連合会議(ブタペスト)宣言として採択されたように、21世紀の科学技術を特徴付けるキーワードの一つは「社会の中の科学、社会のための科学」と言われています。それと類似の観点で「新しい社会的価値の創造」の必要性を主張しておられる石川先生のお考えが、編集担当者との意見交換を通して明確に示されています。座談会の中でご紹介いただいた「正当な失敗」という新しい言葉は、価値創造という観点でこれまでよりも一段高いレベルの研究成果を敢然と追求した上で、その成果に対する社会的評価を従容として受け入れる研究者を勇気付ける魅力的なものと感じました。また価値の創造をしっかりと認識・設定したシナリオのもとに展開する研究アプローチ法は、構成的な立場でシナリオ構築を目指すこの学術誌の研究論文とも親近性が高いものと、私も一読者の立場で興味深く拝読させていただきました。話は前後しますが、この4月から小野前編集委員長の後を引き継ぎ、二代目の編集委員長に就任致しました。これまでSynthesiology誌の編集経験は無く、言わば無知からのスタートですが、それだけに新鮮な思いで各号の研究論文に接しています。この号に掲載されている5報の研究論文は、主たる研究展開対象で分類すると、データベース検索に係わる情報技術分野、新機能の発現・利用を目指した材料科学分野と計測分野、オープンフィールド調査に係わるサービス工学分野、そして糖鎖に係わるライフサイエンス分野と、非常に多岐な分野にまたがります。このような幅広い分野に係わる論文を、「ピアレビューではなくメリットレビュー(上記座談会における小野前編集委員長の発言)」の観点で査読し、共通の土俵に載る論文として掲載しているところに、Synthesiology誌の最大の特徴があります。今後もその特徴を継続し、より幅広い層からの論文投稿の受付と情報発信に努めたいと考えています。小野前編集委員長のこれまでのご尽力にこの場を借りて御礼申し上げるとともに、Synthesiology誌に対する引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。(編集委員長 一村 信吾)

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