Vol.5 No.3 2012
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−210−Synthesiology Vol.5 No.3(2012)座談会:価値の創造とシンセシス開していくことが肝要かと思います。赤松 こういうジャーナルをつくったことによって、文化作りに寄与したいと思っています。制度をつくることを組み合わせて、日本全体でまとめあげていければと思っています。石川 こういう活動はチャレンジという意味で積極的にやるべきだし、大賛成。それから全体システムを配慮した構成的アプローチという方向性も大賛成で、あとは組織体としてどういう方向性のスキーム、あるいは施策として具体化していくかというアイデアが必要かと思います。私が東京大学や文部科学省で組織や制度の設計を行った経験からすれば、産総研には、社会に新たな価値を創造するための重要な役割があり、それを生み出すための新たなチャレンジが期待されていると思いますので、今後の活躍を祈念致しております。赤松 大学と研究所とでは組織形態に違いがありますから、それぞれに合ったやり方を実践しながら、タッグを組んで進めていきたいですね。今日はありがとうございました。この座談会は、2012年2月24日に茨城県つくば市にある産総研にて行われました。略歴石川 正俊(いしかわ まさとし)1977年東京大学工学部計数工学科卒業、1979年同大学大学院工学系研究科計数工学専門課程修了、同年通商産業省工業技術院製品科学研究所入所、1989年東京大学工学部計数工学科助教授、1999年同大学工学系研究科計数工学専攻教授。2002年度、2003年度東京大学総長特任補佐、2004年度同大学副学長、2005年度同大学理事・副学長として、東京大学の産学連携の組織制度設計と運用に従事。工学博士。2011年紫綬褒章受章。現在、同大学情報理工学系研究科創造情報学専攻教授、産業技術総合研究所研究参与。

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