Vol.4 No.3 2011
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研究論文:緊急時に飲料水を確保するための技術(苑田)−156−Synthesiology Vol.4 No.3(2011)上記は推論を含めた考察ですが、製品化を目標とする研究開発では、パートナー企業の協力を得て、これらの点をしっかり検討して計画を立てることが重要と思います。議論3 技術の継承質問(村山 宣光)「技術は人にあり、技術の継承は組織の責任」とのご意見は、大変重要な課題であると思います。技術の継承について、具体的なアイデアやご意見をお聞かせください。回答(苑田 晃成)産総研のように、組織名が残らないような改廃を繰り返していると、技術の継承は困難に思います。当然、すべての技術を継承していくことはできませんので、残すべき技術を選択する必要はあるかと思います。例えば、新しい技術にとって替わられて、今後使われない技術は消えていくとしても、大きな柱となる技術はさまざまな世代(年齢)のグループを形成すべきです。定員制で補充採用をしていた工業技術院時代も、技術の継承という意味では悪くなかった制度に思います。技術の継承には、常に5~7人のグループで共通の技術があると理想的に思えます。グループを大ぐくりにすることは一つのアイデアかも知れません。

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