Vol.4 No.3 2011
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研究論文:札幌市庁舎ビルの空調システムの省エネルギー化実証実験(武内)−139−Synthesiology Vol.4 No.3(2011)本実証研究の結果が、導入例の増加等に結びついた例があれば紹介し、その結果をもとに、公的研究機関における実証研究のもつ意味についてさらに考察を加えていただくと良いと思われます。回答(武内 洋)この実証研究の結果を紹介した報道発表の後に問い合わせ件数が増加し、その後の導入につながっています。その概要を第7章で紹介し、公的機関で行う実証研究の意義についての考察を加えました。議論3 自治体との共同研究コメント(小野 晃)自治体を共同研究者とした場合に特有のいろいろな工夫とか、実稼働しているビルを実験対象にする難しさを、どう解決したか等にも言及していただけたらと思います。回答(武内 洋)実稼働中のビルでは実験にともなう失敗が許されないので、水循環システム全体および構成機器の場所・性能等を入念に調べ上げました。また、休日の有効活用もしました。技術的な観点ばかりではないので本文には直接記載しておりませんが、調整で一番大変だったのは、実証実験の大切さを自治体の方々に理解してもらい、その方々が日々仕事をしている建物で実施することを承諾していただくことでした。

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