Vol.3 No.1 2010
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研究論文:暗号モジュールの安全な実装を目指して(佐藤ほか)−65−Synthesiology Vol.3 No.1(2010)コメント(持丸 正明:産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センター)専門家以外にも分かりやすく書かれており、暗号化の考え方、安全評価の考え方、サイドチャネル攻撃など、本論文の理解に必要な項目が歴史的背景も含め、よく書かれています。本誌は「Synthesiology」という構成学の論文誌であり、執筆者の取り組みの構成学的なポイントがより明確に伝わると、異分野の読者にも「研究のアプローチや構成論」として有益な情報になると思います。産総研のアクションが、関係するステークホルダーをどのように巻き込み、最終的な目標を達成するように構成したのか、というのが「構成学」の核になると思います。ステークホルダーをどのように変え、社会をどのように変えて、ゴールに繋がっていくのかが明確に記述されると良いと思います。回答(佐藤 証)3章の後半部を、「3.2 国際標準規格策定と安全性評価事業への展開」とし、産総研のアクティビティに関する大幅な加筆を行い、図1との連携をより明確にしました。また「サイドチャネル攻撃標準評価ボードSASEBO」は4.2節へと移しました。
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