第3期研究戦略 平成24年度版
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96第三部環境・エネルギー分野技術トピックス電力増幅作用を持つダイヤモンドトランジスタの作製(再生可能エネルギー)省エネに大きく貢献する超低損失パワーデバイスの実現に道高性能光触媒の開発戸別・集合住宅又はビル・地域単位でのエネルギーを効率的に運用することで(エネルギーマネジメント技術)、大幅な省エネを達成できます。電力エネルギーマネジメント技術の高度化には、電力変換デバイスの低消費電力化、高耐圧化および耐熱化が必須です。そこで環境エネルギー分野では、超低損失パワーデバイスの開発の一環として、ダイヤモンド半導体の持つ優れた物性とユニークな物性を利用し、世界で初めて電力増幅作用を持つダイヤモンドトランジスタの作製に成功しました(増幅率=約10)。将来の水素社会実現に必要な基盤技術として、太陽エネルギーを用いた光触媒による低コスト水素製造技術を開発します。従来の光触媒法と通常の電解法を組み合わせ、両方の長所を活かした光触媒―電解ハイブリットシステムを開発するとともに、より高性能な光触媒の開発をします。ダイヤモンドバイポーラトランジスタの実物写真(左)と模式図(右) 光触媒―電解ハイブリットシステムの全体模型Fe2+の生成自体が高エネルギー蓄積反応光触媒を底面に塗布した大面積の貯水プール電解装置での低電圧電解02H2H2OFe2+Fe3+水分解用高性能光触媒の開発(再生可能エネルギー)
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