第3期研究戦略 平成24年度版
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36第一部Ⅲ 先端的技術開発の推進戦略Ⅲ-3 サービス産業の支援技術研究の背景先進国では、産業革命以降、第1次産業から第2次産業を経て第3次産業、すなわちサービス産業へと産業の重心がシフトしてきました。これは、国民の豊かな生活を支えるために、機械化による効率化と快適さが追求されたことに伴う必然的な道筋です。デジタル革命が進んだ今日では、個人の違いを尊重する社会的機運の高まりに応えて、対個人サービスはますます多様化しています。また、ビジネス分野においても、生産性向上のためのITの導入やアウトソーシング等の対事業所サービスが拡大し、グローバルな環境下で製品とサービスを組み合わせたソリューションを提供し、イノベーションを創出する高付加価値ビジネスへのシフトが進んでいます。・高齢化社会におけるQOL向上を目指し、家庭や施設等における実用レベルの生活支援ロボットを開発します。・土木・農業の屋外移動作業システムを高精度に制御する技術を開発します。 ・参加者の行動を統合的に分析し、サービスの改善や新サービスの創出につなげます。・個人情報を本人が蓄積・管理し、事業者による個人情報の安全な集約・分析を可能にする技術により、市場の価値向上に貢献します。→page 116→page 117コンテンツサービスサービスロボットサービス市場の最適化情報サービスプラットフォーム高安全・高信頼な情報システム製品我が国のサービス産業の活性化 ・ICカード等の脆弱性分析や安全性評価に関して、電子政府推奨暗号評価で活用される技術を開発します。・地質情報と衛星画像情報が統合されたデータベースへのアクセスサービスを開発し、資源の有効利用や環境・災害対策への応用を可能にします。 ・インターネット上の動画、音声データを音声認識技術により自動的にテキスト化し、大量検索を可能にする技術の開発を行います。・複数管理組織から構成されるクラウド型情報インフラを開発し、サービスに適用 します。産総研が取組む重要課題

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