第3期研究戦略 平成24年度版
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16第一部Ⅰ グリーン・イノベーションの推進戦略Ⅰ-2 省エネルギー技術研究の背景省エネルギー技術は、再生可能エネルギーの導入に比べて、より短期間での二酸化炭素排出削減効果が期待されていると共に、東日本大震災以降の電力供給不足に対応するためにも、必要不可欠なものとなっています。我が国は国際的にも高水準の省エネルギー技術を保有していますが、さらなる新技術の開発と普及により、運輸部門(自動車等)、業務・民生部門(オフィス・住宅と情報通信分野)におけるエネルギー利用効率の改善を、一層進める必要があります。・貯蔵密度が高く、吸蔵-放出に優れた特性を有する水素貯蔵材料の技術開発を行います。・ 安全な高圧水素利用システムの開発のため、水素基礎物性データベースを構築、公開します。・次世代自動車に必要不可欠な安全・低コストの高エネルギー密度電池を設計可能とする電池機能材料を開発します。・固体高分子形燃料電池の白金使用量を現在の1/10 に低減できる電極材料技術を開発します。・固体酸化物形燃料電池の燃料利用率を90%以上に向上させる技術や、排熱有効利用技術等の要素技術を開発します。・電荷の代わりに電子のスピンや光を用いて情報を記録、通信する技術や、より低電圧でも動作できる電子・光デバイスを開発し、IT機器の省エネを実現します。→page 95 →page 97・蓄電池、燃料電池による運輸の省エネルギー・情報通信の省エネルギー・オフィス・住宅の省エネルギー高性能蓄電池性能評価用円筒型電池蓄電池材料の微細構造解析燃料電池車用水素貯蔵不揮発性メモリ、�光ネットワーク 調光窓材、高効率照明家庭用燃料電池1.2 m0.8 m・省エネルギー性と快適性の両立を目指した建築部材を開発します。・調光窓材の耐久性向上や希土類蛍光ランプの光利用効率向上のための技術を開発します。大型調光ミラーガラス鏡状態(左)、透明状態(右) 1.8 mm 1 2 3 4 1’ 2’ 3’ 4’ ・蓄電池燃料電池によるルギールギー産総研が取組む重要課題

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