第3期研究戦略 平成24年度版
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14第一部Ⅰ グリーン・イノベーションの推進戦略Ⅰ-1 再生可能エネルギー技術研究の背景再生可能エネルギー(太陽光、風力、地熱、バイオマス、水力等)は、枯渇の心配がなく、二酸化炭素排出量の少ない、低炭素社会に適した地球に優しいエネルギーです。特に東日本大震災以降、再生可能エネルギーは、我が国の主要エネルギー源の一つとなるよう期待されています。しかし再生可能エネルギーの導入には、既存の化石燃料(石炭、石油等)に対して相対的にコストが高いことや、出力が変動するため安定に利用するための方策が必要等の課題があります。これらの課題の解決に向けて、積極的かつ長期的に技術開発に取り組む必要があります。・発電効率の大幅な向上を目指した、新材料を用いた次世代高性能太陽電池を開発します。・太陽電池の発電量や長期安定性・耐久性を適切に評価する技術を開発します。・新しい半導体材料を用いた、低損失・高効率な電力変換装置の製造技術を開発します。・安全性と信頼性に優れた風車技術基準の開発と国際標準への提案を行います。・バイオマスから高品質な液体燃料を効率的に製造する技術を開発します。・バイオマス利用の評価技術を開発します。→page 94 →page 94 →page 94太陽光発電の高耐久化及び高信頼化太陽光発電の高効率化バイオマスからの液体燃料製造風力発電の高度化と信頼性向上SiCパワーデバイスの実用化(新材料の実用化へ)太陽光・バイオマス・風力等の導入拡大産総研が取組む重要課題
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