第3期研究戦略 平成24年度版
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156第三部地質分野代表的取組巨大地震・津波災害に伴う複合地質リスク評価(地質災害)東南海・南海地震予測のための地下水等総合観測施設(地質災害)【研究概要】・東日本大震災の影響、および将来予想される巨大地震に備え、津波、内陸性地震、液状化、土壌・地下水汚染に関する地質リスクを総合的に調査します。 【現状】・大震災後に緊急調査を実施し、基礎的な情報を収集しています。・調査技術の蓄積とともに、より広域的な調査の実施が可能です。【研究概要】・産総研の地下水観測点の整備を行い、東南海・南海地震に備えた観測ネットワーク体制を確立します。 【現状】・産総研は、文科省科学技術・学術審議会の「地震及び火山噴火予知のための観測研究計画の推進について(建議)」で、東南海・南海地域における地下水観測の実施機関として指定されています。【研究計画】・太平洋沿岸域において津波堆積物調査を実施します。・大震災により活性化した活断層および都市域の活断層を調査します。・首都圏地域の液状化ポテンシャル調査を実施します。・被災地の土壌・地下水汚染状況を調査します。・それぞれの地質リスクの調査結果を、インターネットで情報発信します。【目標と期待される成果】・被災地の復旧・復興、および将来予想される巨大地震に対する防災・減災計画への活用が期待されます。【研究計画】・つくばセンターが罹災しても監視機能を継続できるよう、関西センターのバックアップシステムを強化します。 ・高度な東南海・南海地震予測を実現するための新たな地下水観測井(2箇所)を整備します。【目標と期待される成果】・データ収集システムの強化と新たな観測ネットワークの構築により、想定震源域である四国南部~愛知県において、更に精密なデータをリアルタイムで集積されることが期待されます。津波堆積物の調査泥炭泥炭火山灰(915年)869年 貞観地震津波堆積物空中からの地下水調査高知県室戸市の整備現場産総研の地下水観測点
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