第3期研究戦略 平成24年度版
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147第三部計測・計量標準分野研究ユニットの変遷第2期は、① 計測標準研究部門では、知的基盤整備計画※に基づき、国家計量標準の整備を推進し、第2期中に目標を上回る543種類の計量標準を整備しました。また、日本企業が多数進出するタイ王国の計量標準機関に対し、設立段階から技術協力を行い、積極的なアジア展開を推進しました 。② 計測フロンティア研究部門では、最先端科学技術・産業技術を支える計測・分析技術の開発を推進し、非破壊評価技術研究開発の展開も進めました。③ 生産現場での計測ソリューション提供型研究の推進を加速する目的で、実環境計測・診断研究ラボを改編し、生産計測技術研究センターを設立しました。第3期には、④ 計測標準研究部門では、計測クラブなどの活動を通じた産業界との対話に基づき、利用現場の要望によりマッチした計量標準の整備計画を策定し、新たに62種類の標準供給を開始します。第2期に続き、日米工業標準化MoUをはじめとした国際展開の推進と、2015年度以降に予定されている計量標準のSI基本単位再定義に向けて、次世代の計量標準の研究開発を実施します。⑤ 計測フロンティア研究部門では、第2期の研究成果を活用してJAXA、NIMSと協力で非破壊評価技術の研究開発を推進します。さらにIBEC技術支援サービスを通して、研究成果を活用した先端計測・分析支援を行います。⑥ 多様な生産現場での計測課題への対応とソリューション提供の取り組みを強化する目的で、2つの研究部門を取り込んで、生産計測技術研究センターに新たな研究体制を構築しました。※ 知的基盤整備計画: 計量標準に関しては、産総研発足当時、2010年までに欧米先進国並みの計量標準を整備する目標(国際的整合性が担保された物理系標準250種類以上、化学・材料系標準物質250種類以上)が設定されました。

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