第3期研究戦略 平成24年度版
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12第一部 研究推進戦略 産総研は、人類共通の課題である「持続可能社会の実現」を目指して「本格研究」を推進しています。また、バイオテクノロジー、ナノテクノロジーなどの先端研究から、環境・エネルギー技術の研究、さらには計量・地質に係わる研究まで幅広い分野のポテンシャルを結集・融合し、総合研究所の利点を活かした画期的な成果の創出を目指しています。「本格研究」とは、発見・発明から製品化の間に横たわる「悪夢・死の谷」を乗り越え、研究成果を迅速に製品化へと展開させるための「第2種基礎研究」を軸に「第1種基礎研究」から「製品化研究」までを切れ目なく展開する産総研独自の研究方法です。第3期も、産総研は産総研憲章「社会の中で、社会のために」を掲げるとともに、技術シーズをイノベーションに結び付ける橋渡し研究に積極的に取り組みます。産総研は、総合研究所の利点を最大限に活用し、また「本格研究」の方法論に基づいて、後述の「四つの研究推進戦略」を実行します。第一部では、「四つの研究推進戦略」の各々について、「産総研が取組む重要課題」を紹介し、期待される成果(アウトカム)および達成すべき目標を具体的に示します。第一部 切れ目のない「本格研究」−基礎研究から製品化まで−第1種基礎研究:未知現象に対する普遍的な理論の発見、解明第2種基礎研究:特定のニーズのために既に確立された知識を組み合わせ、目的を実現する具体的道筋を導き出す研究

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