第3期研究戦略 平成24年度版
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132第三部ナノテクノロジー・材料・製造分野技術トピックス極めて高い熱伝導率を持つ窒化ケイ素セラミックス(製造技術)エネルギーマネージメント用無線電力センサネットワークシステムの開発(製造技術)ケイ素粉末の成形体を窒化させたあと、高温で緻密化を行う、いわゆる「ポスト反応焼結手法」を用いることにより、177 W/(m・K)という世界で最も高い熱伝導率を持つ窒化ケイ素セラミックスを作製することに成功しました。今後パワーモジュール用など放熱性と優れた機械特性に基づいた信頼性が求められる絶縁放熱基板として応用が期待されています。広域展開小規模店舗網等でのエネルギーマネージメントにより、消費電力を削減することが期待されます。このために小型無線電力センサシステムを改良して、個店に設置されたストアコンピュータを介して電力データを取得できる受信システムと、メンテナンスが容易で安定した送信が可能な小型端末を開発しました。これにより、個店の消費電力をリアルタイムにモニタリングすることが可能となりました。無線電力センサネットシステムの概要高熱伝導率窒化ケイ素の破断面の電子顕微鏡写真
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