第3期研究戦略 平成24年度版
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108第三部ライフサイエンス分野技術トピックス安全なiPS細胞を高効率に作製する技術(健康を守る技術)秘密計算による化合物データベースの検索技術(健康を守る技術)【研究概要】臨床応用に使用できるiPS細胞の効率的な作製法を確立するために、より安全でより高効率にiPS細胞を誘導できる新規初期化因子を探索します。具体的には、NEDOプロジェクトで構築したヒト完全長cDNAライブラリー(ヒトタンパク質発現リソース)を活用したスクリーニングによって、マウス/ヒトiPS細胞の樹立効率が大幅に改善される新規因子を探索します。【研究概要】創薬などに用いられる化合物の情報は企業秘密として厳重に管理されるため、外部データベースに情報を送って類似化合物の検索を行うことが困難でした。産総研では、個人ゲノムや創薬関連化合物の情報など秘匿性の高いデータを開示せずに情報解析する技術を開発します。この技術により、安全かつ効果的な企業間の情報交換を促進し、創薬におけるオープンイノベーションへの貢献が期待されます。attL1 22,000cDNA60,000Glis1iPScDNA Oct3/4Sox2 Klf4c-MycOct3/4Sox2 Klf4Glis1Sox2 Sox2 iPSiPSc-Myc 4 Nature, 474, 225-229 (2011) attL2 ORF iPS細胞線維芽細胞Oct3/4Sox2Klf4c-Mycクエリー 送信 A80511deab25235 4c1f04cc1d1a194 クエリーB96c0546a202207 f5c834d44de7ad1 暗号化状態の検索結果を 受信後,復号化 暗号化 暗号文の状態で 類似検索 送信
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