第3期研究戦略 平成24年度版
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107第三部ライフサイエンス分野代表的取組がんへ向かう慢性肝炎の進展(線維化)を検出する技術開発(健康を守る技術)【研究概要】臓器の種類、細胞の分化状態を反映して構造が多彩に変化する糖鎖を用いて、肝硬変、肝臓がん等の疾病状態を把握する糖鎖バイオマーカーを開発しています。ヒト糖転移酵素ライブラリーを利用した糖鎖合成技術の開発、質量分析計、レクチンマイクロアレイ、IGOTプロテオミクス法等を駆使して、肝硬変、肝炎患者の個別血清を解析することによって、疾患特異的に糖鎖変化を示す分子を選び出し、糖鎖バイオマーカーとしての有効性を評価しています。開発したバイオマーカーによって、早期に肝硬変、肝臓がん等の診断を行う技術の実現が期待できます。迅速測定システムの開発技術の橋渡し線維化に伴う糖鎖構造変化を発見慢性肝炎の進展(線維化)線維化の生じている領域を青く染色して、写真に提示。60/技術の橋渡し映像の生体安全性(健康な生き方を実現する技術)【研究概要】立体映像など新しい映像技術に対応するため、映像の生体への安全性に関する基盤研究から国際標準化までを戦略的に推進しています。安全性に関して特に重要な映像酔いや立体映像特有の視覚疲労の生理・心理特性に基づいて、ガイドラインを国際規格化するとともに映像評価技術を開発することで、以下の成果が期待されます。 ・生体安全性に配慮した映像、立体映像の普及・促進 ・映像コンテンツ産業の国際競争力強化研究開発生体影響の基礎特性計測映像評価と制作支援のシステム開発スタディ・グループの活動コンソーシアム活動による業界への普及ISO国際規格化審議(2D)光感受性発作ガイドラインISO/TC 159/SC 4/WG 12設立(2D)映像酔いガイドライン立体の生体安全性ガイドライン・安全ガイドライン/生体安全性講習会・海外コンソーシアムとの連携(日米韓中)評価技術の普及業界との連携ISO規格化快適な映像視聴環境の実現
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