第3期研究戦略 平成24年度版
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106第三部ライフサイエンス分野代表的取組遺伝子組換え植物による有用物質生産技術の開発研究(産業の環境負荷低減技術)再生医療の基盤技術と標準化技術(健康を守る技術)【研究概要】植物を用いた生産技術を研究開発し、植物の本来持つ機能を制御し“新しい植物を作る”技術、また、高度付加価値物質(医薬品原料等)を管理された条件で行う技術を開発します。【研究概要】ヒト幹細胞は再生医療や創薬に有用な細胞として期待されています。しかしながら、産業応用までには開発すべき課題があります。産総研では、①新型ウイルスベクターの開発によるiPS細胞作成の効率化と、②表面糖鎖解析、遺伝子解析、核型解析等を用いて、細胞の分化のロードマップを作成するとともに分化を制御する因子を明らかにし、iPS細胞の標準化技術を確立します。遺伝子操作で新しい植物を作るバイオエタノール生産に適した植物の作出環境ストレスに強い植物の作出Chimeric repressor gene silencing system(CRES-T)転写因子を転写抑制因子に機能変換植物本来の機能を制御し、有用機能を引き出す。・有用物質を発現する遺伝子組換え植物の水耕栽培技術育苗期成長期収穫期八重咲きのアサガオ塩害に耐性乾燥に耐性生産技術開発温湿度・照明管理による多段式栽培歯周病罹患イヌへの投与試験イヌインターフェロンで抗ウィルス活性を確認機能性評価高温に耐性バイオエネルギーに適した植物作出密閉型遺伝子組換えシステムの実証試験密閉型遺伝子組換えシステムを用いて、実際に遺伝子組換え植物(イヌインターフェロン発現イチゴ:イヌ歯周病予防・治療薬原材料)の生産試験を行い、工場の性能・コストおよび生産性を検証する。
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