第3期研究戦略 平成24年度版
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98第三部世界的に未整備のナノ材料のリスク評価方法について、これまでに、カーボンナノチューブなどのナノ材料のリスク評価を行いました。現在、事業者による自主管理及び行政的な管理での利用を想定した評価の枠組みの開発に取り組んでいます。行政的な管理での利用を想定した効率的な有害性評価技術の構築事業者によるナノ材料の簡易自主安全管理技術の構築ナノ材料のリスク評価手法の構築・ナノ材料の同等性判断基準・初期有害性試験としての気管内投与試験法の確立・テストガイドライン文書・フレームワーク文書・自主安全管理評価手順書・個別製品リスク評価書・HPでの情報発信ナノ材料リスク評価書(最終報告版)評価の考え方カーボンナノチューブフラーレン二酸化チタンナノ材料試料調製・計測・培養細胞試験CNT複合材料からの排出試験環境・エネルギー分野技術トピックス画期的な粘土膜利用部材の開発(産業の環境負荷低減)水蒸気バリアフィルムとこれをバックシートとした太陽電池試作例耐熱フィルムロール品と電子回路印刷例粘土を主成分とする画期的なシート材「クレースト®」は、柔軟でありながら、高いガスバリア性や水蒸気バリア性、耐熱性、不燃性を有しています。このため、次世代のフレキシブルエレクトロニクス用材料や太陽電池関連部材への応用が期待され、これまで粘土膜の特徴を活かした水蒸気バリアフィルム「クレースト®SN」や耐熱フィルムの開発を進めています。また自然素材である粘土膜を汎用材料としていくため、原料粘土から製膜、加工、応用技術まで全体をカバーする研究機関・民間企業の連携を通しての実用化にも取り組んでいます。様々な分野での応用が期待されるナノ材料のイノベーションを支えるためのリスク評価及び管理手法の開発を行っています。今後新規に開発される先端科学技術に応用可能な安全管理体系の構築のためのひな形として位置付けられます。工業ナノ材料のリスク評価(環境の評価・管理技術)クレースト®SN
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