地域事業計画
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92 組込みシステム産業の集積化を加速させる方策として、「フロントローディング化」のための設計検証技術の開発と高度産業人材育成を目指す。設計初期の段階に負荷をかけ(ローディング)、作業を前倒しで進めることにより、製品の運用や保守まで含めた全体最適化を実現し易くする(→トップメーカーの負担軽減)。また、開発下流工程に集中していた評価コストを上流にシフトすることで開発ピークコストを下げ、開発コストを平滑化して、仕様変更や不具合修正のための手戻りによるコストが捻出し易くなる(→下請け企業の開発リスク低減)。 ソフトウェア認証により製品の差別化を実現する方策として、国際認証を受けるための適合性評価技術の開発を行う。適合性評価技術とは「製品、プロセス、システム、要員又は機関に関する規定要求事項が満たされていることを実証する手続き」のことである。プロセス認証(ISO9001,ISO14001)ではなく、製品認証ISO26262に準拠した安全性分析手順を、これまで対象に含まれなかった分野(鉄道、電力、情報家電)に適用可能にして、認証ビジネスの市場を拡大と産業基盤の強化を目指す。フラウンホーファ研究機構を中心としたドイツ自動車産業モデルを参考に、関西地域の産学官連携を軸とした組込みシステム産業の集積化を実現する。

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