地域事業計画
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82 として、想定される産総研内や中部地域での連携先を記載したが、中部センターにある研究ユニットが所属するナノテクノロジー・材料・製造分野、標準・計測分野のみならず、環境・エネルギー分野やライフサイエンス分野等に属する研究ユニットやレアメタルタスクフォースを構成する研究ユニットとも連携し、オール産総研としてのリソースを活用して取り組む。 なお、中部センターとつくばセンター両拠点で活動する先進製造プロセス研究部門では、中部センターでセラミック部材の省エネルギー製造技術、エネルギー応用部材や無機・有機ハイブリッド材料・部材などの材料プロセス技術開発を、つくばセンターでは製造技術の開発に不可欠な機械技術に関する実績を基に、オンデマンド製造技術や加工技術、製品設計支援、ものづくり支援に関する研究開発などを進めている。また計測フロンティア研究部門では、つくばセンターで新規計測装置や計測手法の研究開発を、中部センターではつくばセンターでの成果を活用して、セラミックス材料や金属等の材料開発・応用に関係する材料特性計測、構造評価やその規格化研究を進めているなど、他の研究拠点との間で役割を分担している。 5-2 センターでは対応が難しい地域ニーズと対応策 中部地域における新産業創出において、産総研中部センターは素材・部材開発で貢献する。中部センターが対応できない研究開発課題については、イノベーションコーディネータのネットワーク等を活用して他地域の産総研センターの協力を得るとともに、中部センター、中部地域の大学、公設試験研究機関、企業がそれぞれ「グリッド型開発拠点」となり、連携して課題解決を図る。 地域イノベーションプラン以外の地域ニーズへの対応として、次世代の太陽光発電・太陽熱発電、パワーモジュール、ロボットなどのシステムを構築する部材・モジュール開発においては、例えば、つくばセンターの太陽光発電工学研究センター、先進パワーエレクトロニクス研究センター、知能システム研究部門など、オール産総研での意見・情報交換が必要である。ロボット・工作機械関係ニーズ、IT関係への対応においても、つくばセンターの知能システム研究部門、先進製造プロセス研究部門、情報技術研究部門、セキュアシステム研究部門など、他地域の産総研の研究ユニットや大学、公設試などの外部機関の協力、公設研や企業OBなど産学官の人材の組織的な活用により解決を図る。

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