地域事業計画
73/138

67 変換材料、バイオ応用などを指向したナノレベル有機無機ハイブリッド材料など優れた成果をあげている。また、エコトピア科学研究所を組織し、資源を総合的にとらえた資源コンビナート構想などが提唱され、リサイクル技術や木質材料の有効活用などを中心に研究が行われている。金属材料の塑性加工技術においては、地域の中核的研究機関としての位置づけである。また、中部地域の“グリーンビークル”連携構想では、次世代自動車に向けた材料開発や加工技術の基礎的な研究ポテンシャルを有している。 ○名古屋工業大学 窯業に端を発したセラミックス分野に多くの研究の蓄積があり、最近ではナノテク利用機能性ガラス、カーボンナノファイバー、粒子分散ナノ複合材料や、脱鉛の圧電素子などの機能性材料から鉛を低減する技術に取り組み、着実な成果を生み出している。 ○豊橋技術科学大学 森林資源の有効利用を目指した研究開発が進められている。 ○三重大学 新型二次電池開発等の電気化学分野で世界最先端のポテンシャルを有している。 ○岐阜大学 金属加工で必須となる金型技術分野において、金型創成技術研究センターでの基盤技術に関する研究開発及び人材育成プログラムが充実している。 (3)公設研究機関 ○ファインセラミックスセンター(JFCC) セラミックス評価において日本を代表する研究機関であり、高解像度透過電子顕微鏡など最新の分析・解析機器を所有し、微細構造解析において特徴ある研究展開を行っている。薄膜やバルク材料についての研究蓄積もあり、最近ではセラミックスの特性を利用したレアメタル代替技術の研究にも着手している。 ○地方自治体の研究機関 中部地域には金属系、セラミックス系の材料を中心に、プラスチックやCFRP等の材料、部材及び加工技術に関する高い研究ポテンシャルの集積がある。名古屋市工業研究所や三重県の高度部材イノベーションセンター(AMIC)、あるいは新たに開始された愛知県“知の拠点”等では、ナノテクノロジーを基盤技術として構造・機能の解析や機能性材料創製に関して技術の蓄積を持ち、多くの優れた成果を発信している。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です