地域事業計画
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63 中部センター第3期地域事業計画 平成24年3月 中部センター 1.地域ニーズの状況把握 (1)中部経済産業局の産業政策 中部経済産業局では、全国シェアの5割を占める自動車産業や航空機産業の存在を背景に、中部地域の新成長産業分野の柱を次世代自動車や航空機関連産業としている。これらの地域ニーズの証左となる具体的な地域の取り組みとして、中部経済産業局次世代自動車室において「次世代自動車地域産学官フォーラム」が、また、航空宇宙室において「航空宇宙産業フォーラム」が組織され、輸送機器の軽量化といった技術課題に対して、広域的に一体となった大きな研究開発ニーズがある。以上に加えて、中部地区で活発な研究開発活動が行われているものの、実用化・事業化への進展や新規参入が遅れている医療機器関係、全国規模での展開が必要な低炭素革命の推進などを重要課題と位置づけている。また、従来の自動車産業に大きく依存してきた「一本足構造」から脱却し、広い産業基盤の上に複数の強い成長産業を有す「八ヶ岳構造」への転換を志向している。 ○自動車産業 次世代自動車においては、産学官が総力を結集して①世界最強の「次世代自動車の技術」の拠点を整備し、②社会実証を通じてエコで快適なモビリティ先進地域を実現する。また、名古屋大グリーンビークル材料研究開発拠点、愛知県“知の拠点”、三重大・次世代電池開発センター等、地域の大学、公設研等が連携したソリューション拠点としての機能強化、並びに電池メーカー等の生産・研究拠点の誘致を図る。(中部経済産業局長講演資料) ○航空機関連産業 研究開発から認証、事業化までの、一連のサポート体制を可能とする航空機イノベーション拠点整備について、①型式証明取得に必要な試験設備の整備、②CFRP強化拠点、③異分野・異業種との技術融合を可能とするソリューション型拠点形成の観点から、その具体化について検討していく。(航空宇宙産業フォーラム) ○医療機器関連産業 現状、当地域におけるバイオ産業の集積度は高いものとは言えない。一方、

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