地域事業計画
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132 プロジェクトである、水素エネルギーの安全利用に必要な水素材料(利用・貯蔵用構造材料)に関する研究開発に特化しており、つくばセンターでは、NEDOプロジェクトには含まれない、超高圧下における原子・分子レベルでの水素脆化の機構解明に関する研究、と明確な区別を行っている。 一方、生産計測技術研究センターは、九州センターでのみ研究を展開しているが、企業の生産現場で発生する計測ニーズに対する解決策を提供する技術の研究を実施しており、計量法に基づく国家標準を担うつくばセンターの計測標準研究部門や、最先端の計測技術の研究開発をつくばセンターおよび中部センターで展開する計測フロンティア研究部門とは、協力関係にはあるもののミッションが明確に異なる。 5-2 センターでは対応が難しい地域ニーズと対応策 <環境・リサイクル分野> 九州センターでは、環境・リサイクル分野の研究を直接的には展開していないが、計測・評価技術、エネルギー研究などで連携を推進している。 産総研OBであり環境管理技術研究部門客員研究員である北九州市立大学大矢教授を九州産学官連携センターの客員研究員に任用し、つくばセンターの環境管理技術研究部門との連携のもとに、北九州地域との産学連携の展開を検討している。 <半導体製造プロセス分野> 九州産学官連携センターと生産計測技術研究センターがつくばのナノエレクトロニクス研究部門との密接な連携の下、九州大学、福岡県システムLSI総合開発センター、九州半導体エレクトロニクスイノベーション協議会(SIIQ)および会員企業など九州地域のポテンシャルを結集し、ミニマフファブ3D-IC開発プロジェクト構想推進など、九州の半導体製造業の活性化に向けた取り組みを実施する。
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