地域事業計画
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127 <安心・安全と経済性が両立する水素社会構築への貢献> 水素を安心して使うため、高圧/液化状態における水素物性や容器や水素を扱う機器における材料と水素が関わる現象の基礎的メカニズムを解明し、高圧/液体水素等を用いる機械エネルギーシステムにおける要素材料の設計指針を確立する。 このため、水素利用に関する基礎研究の基盤を有する九州大学伊都キャンパスにおいて、最先端の施設、設備と国際的研究人材を擁する集中研としての特長を活かし、以下の取り組みを行う。 水素材料強度データベースおよび、水素破面・組織データベースを構築する。また、燃料電池自動車や水素ステーションの高圧水素容器開発指針、水素輸送技術開発指針を関連業界に提案し、評価設計手法および実証実験手法を確立する。 さらに、水素関連機器の開発促進・安全性向上に寄与するために、水素と高分子材料の関係や水素とトライボロジーの関係を解明するとともに水素基礎物性データベースを構築し、関連業界に公開し、その利用普及を進める。 平成22年度からは、関連するNEDO事業と連携し、「関連事業」において実施される水素用材料の基準、標準化活動に資する材料評価データ取得に取り組んでおり、成果を「関連事業」に提供し、標準化の推進に貢献している。
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