地域事業計画
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122 モジュール開発・評価コンソーシアム」において、産業界と共同で太陽電池モジュールの信頼性向上と長寿命化を図るための研究開発を開始した。 九州には、第二世代の薄膜系太陽電池メーカーが5社集結するほか、太陽電池関連の部材製造企業も集積しつつあり、半導体製造関連企業の集積により高い技術力を持った中小・中堅企業が多数存在している。産総研のコンソーシアムによる太陽電池モジュールの信頼性評価研究と、九州の関連企業のコラボレーションにより、九州地域での次世代型太陽電池産業の飛躍的発展が期待されている。 <食品・バイオ分野> 生産計測技術研究センターは、生産計測技術という優位技術を生かし、食品中の有害菌の迅速検出技術、検査装置の開発など食品加工産業と半導体製造装置産業との新連携に取り組んでいる。また、非破壊検査技術の応用として、食肉牛の肉質の超音波診断技術の開発など農商工連携を推進している。 九州、佐賀、宮崎、鹿児島大学には、農学部があり、食品・バイオ分野全般の研究を、また、長崎、鹿児島大学は水産学部を有し、水産系の食品・バイオ分野の研究を地域産業界との連携の下に実施している。 九州沖縄農業研究センターは、新品種開発、機能性研究、バイオマス研究、持続型農業生産技術研究を実施しているほか、九州各県の公設試は、それぞれ、食品、農業、畜産、水産関係の機関・部署を持ち地域中小企業の食品産業支援を行っている。また、九州経済産業局のバイオクラスター計画の下、九州地域バイオクラスター推進協議会が組織され、九州地域における食品・バイオ産業のさらなる活性化のための産学官連携が推進されている。 <環境・リサイクル分野> 北九州市は、北九州エコタウン構想などで行政と企業が一体となって環境・リサイクル分野での様々な先進的取り組みを実施している。北九州学研都市には、北九州産業学術振興機構、九州工業大学、北九州市立大学、早稲田大学、福岡県リサイクル総合研究センター、ベンチャー企業などが結集し、積極的な研究開発を推進している。 九州経済産業局のクラスター計画である九州地域環境・リサイクル産業交流プラザは、環境・リサイクル関連企業の開発連携のための推進組織として、アジアとの連携をキーワードに環境・リサイクルのビジネス展開を積極的に推進している。 <産業人材育成> 水素材料先端科学研究センターは、九州大学の教育・研究と一体となって運営されており、将来の水素関連産業を担うべき多数の大学生・大学院生が研究活動に従事している。また、多くの企業人材を受け入れて共同研究、技術指導
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